PICA富士吉田でキャンプしてきました2
山梨県富士吉田市のPICAでキャンプしてきた日記の続きです。
パオで就寝した翌朝、僕は必要以上に効かせた暖房の熱気にうなされ、カッピカピに乾燥しきった空気で喉と鼻の粘膜を終了させながら目を覚ましました。最悪の目覚めです。
外に出ると主催者の友人が名前は分からんけどキャンプ感あふれる器具を使ってお湯を沸かし、レトルトのカレー飯を作ってくれていました。
こちらも前日の具なし焼きそば同様、東京の自宅で食べると真顔になっちゃうくらい貧弱な即席飯ですが、極寒のキャンプ場の朝という環境下で食べるとめっちゃ笑顔になるくらい美味しかったです。
ただ、一気に食べないと外気のせいで一瞬で冷めるので、冬季キャンプで同じことしようとしてる人がいたらそこだけは気を付けてください。
朝飯を食べて諸々のクソダルい片づけを終えた後はチェックアウトを済ませ、キャンプ場近くにあるふじやま温泉に向かいました。
↑ココです
というのも、当然ながらパオにはお風呂などついておらず、かといってキャンプ場内の離れた場所にある浴場で風呂に入ってしまうとパオに戻るまでの道中で間違いなく凍死するレベルの寒さだったので、結局昨夜はお風呂に入らずじまいだったからです。
また、このふじやま温泉がPICAと同じ富士急グループだったのでPICA宿泊者は通常の半額程度の料金で入浴できるというのも魅力的でした。
そんなわけで車を10分程走らせ、目的地のふじやま温泉に到着しました。
4階建ての立派な温泉です。施設もめっちゃ綺麗でした。
浴室は広々としていて炭酸泉や露天風呂、あと当然ですがサウナもあって、一通りそろってる感があり大変良かったです。
それに加え、休憩室には寝っころがれるタイプと座るタイプのハンモックがあり、入浴後のダラダラに最高でした。
休憩室のベランダからは大好きなドン・キホーテとステーキガストがばっちり見えたので、思わず写真を取ってしまいました。
あと、どうでもいいけど風呂上りに食べたこの「桔梗信玄餅クレープ」が思いの外美味しかったのでお知らせしておきます。
一通り休憩した後は山梨名物のほうとうを食べようという話になり、即行でググったところ「甲州ほうとう 小作」というお店が美味しいらしいことが分かったので、最寄の店舗に向かいました。
すぐに着きました。
写真を取り損ねましたが店内はめちゃくちゃ広くて、かなりの席数があります。
ただ、そのキャパを完全に上回る客入りのせいで、入り口付近は戦場のようでした。
必要以上にやかましい東アジア圏からの観光客をなぎ倒し、どうにか待ちリストに記名を済ませ、メニューを眺めながら名前を呼ばれるのを待ちます。確か20分程度で席に通されました。
「熊肉ほうとう(3500円)」が気になってしょうがなかったんですが、食戟のソーマで熊肉はめちゃくちゃ臭いっていうエピソードがあったので、当たり障りなく「茸(きのこ)ほうとう」を発注しました。
これが茸ほうとうです。発注から30分かかって到着しました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、めちゃくちゃなボリュームです。
名前もわからないような変なキノコがギチギチに詰め込まれており、大変美味しかったです。30分も待った甲斐がありました。
小作で満腹になった僕たちは山梨に用が無くなってしまったので、東京に戻りました。
特に大きなトラブルもなく、ただただ楽しかったのでまた1年後に再訪したいです。
無駄に長くなってしまいました。それでは。