高田馬場『米とサーカス』でグソクムシや睾丸などを食べてきました
こんにちは。虫と金玉を食った話です。それ以上の情報はありません。
それでもいいという人だけ読んでください。
会場はココ↓です。
高田馬場駅前に着いた。めちゃめちゃ分かり難いですが、雪です。超寒い。
そもそも僕がネットの記事で読んだオオグソクムシの味をどうしても確かめたくなり、ググったら東京でも食える店があるということが分かったので、こいつらならまぁ誘えば来るだろうって感じの先輩と同輩に声をかけたらほいほい賛同してくれたため企画した会だったんですが、あまりに寒すぎたのでグループラインで愚痴ったところ、
案の定発起人が文句言うな的返信が返ってきたので適当なスタンプを送ってお茶を濁しました。どうでもいいけど「おまいう」って懐かしいスラングですね。
お店の入口です。「なるほどね」という感じですね。
メニュー。☆本日のおすすめ☆「サソリのネギマ」。そんなもん薦めるな。
店内の様子です。虫やジビエ特化型飲食店ということが分かります。
とりあえず小手調べに猪タンの燻製からスタートです。
言われなければブタのタンスモークだと思って食ってたんじゃないかってくらいクセがなくて、美味しく食べられました。
メニューにあったサソリ酒が気になったので発注した様子です。ウォッカの中で無数のサソリが死んでいます。
けっこうクセのある味だったので再発注はないかなという感じです。よく考えたらタイでサソリを食べてえずいた経験があったのにその経験を全然活かせず、また学習能力のなさを披露してしまった。
そしてこれはスズメバチ酒です。焼酎の中で無数のスズメバチが死んでいます。
こっちは大したクセもなくて、むしろ普通の焼酎より甘いくらいで美味しかった。
ここからがメインです。
オオグソクムシの丸揚げ。特殊装甲車みたいでかっこいいですね。これが食べたくてわざわざ高田馬場まで来ました。
お腹の様子です。いっちゃなんですが普通にキモい。
店員さんから頭からおしりまでバリバリイケますと言われたのでそのように食いました。
で、お味としては完全にエビです。うまい。
でも殻がかっっったいのでちゃんと噛み砕かないと口の中や喉をケガしそうです。結果としてずっと口の中にオオグソクムシが居座るので、割と長時間オオグソクムシを堪能できます。それが嬉しいかどうかは個人の判断によりますが。
トドのルイベです。ルイベのうちに食べないとクセや臭いが出てくるとのことだったのでシャリシャリしてるうちに胃に流し込んだ。鯨と似たような味がしました。
カエルの照り焼き。なんというか、軽い気持ちで発注したのに想像以上のカエルが来てびっくりした。
味は完全に白身魚です。鶏肉に似てるってネットでよく見るけど、そんなに鶏肉感はなかった。ネットは嘘に溢れている。
僕は食えてないけど、一緒に食べた同輩が言うには目が特にうまかったらしいです。
「至宝・三鞭酒」です。鹿とオットセイと狼のアレを漬け込んだお酒らしく、瓶が空く寸前のラスト一杯を滑り込みで飲めました。
シナモンが効いた養命酒みたいな味がした。はっきり言ってかなり美味しい。
山羊の睾丸刺。店員のお姉さんに今日は何の金玉がお薦めですかと聞いたら「山羊」と即答されたので発注しました。オーダーを通すときにお姉さんが「ヤギキン!!」って絶叫してたのが面白かった。
これも温度が上がるとクセや臭いが強くなるらしく、ルイベで出てきました。
レバ刺しと同じような食感と味なので、「自分は今山羊の金玉を食んでいる」という認識さえ思考から外せれば、それなりに美味しいと思う。
この料理でフィニッシュです。
完全に蛇足ですが、店内の貼り紙に「声に出して読みたい日本語2019」にノミネートされてもおかしくないパワーワードがデカデカと書いてあったので念のため写真を撮りました。
それだけです。本当にすみませんでした。
2軒目は同じ高田馬場にある居酒屋でジャパンを飲みながら焼き鳥を食べたんですが、「このお肉を食べたらどんな味がするんだろう」と怯える必要がないし何より鶏肉が完全にうますぎて、ニワトリさんいつもありがとうという気持ちになりました。
さようなら。