タイ国鉄に乗ってアユタヤのワット・マハタートで根っこに埋まった仏像の頭を見て来ました。

こんにちは。相変わらずタイの話です。せっかく行ったので。

 

今回の旅行ではスワンナプーム国際空港に着いたその足でアユタヤという場所まで行きました。ワット・マハタートという寺院というか遺跡にあるタイトルのものが見たかったからです。

 

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ワット・マハタート(アユタヤ) | 【公式】タイ国政府観光庁

↑つまりこれが見たかったということです。

 


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突然ですがここはファランポーンです。タイ国鉄ターミナル駅で、バンコク中央駅と言われることもあります。

バンコクから今回の目的地であるアユタヤとかチェンマイに行くための電車が出るデカくてボロい駅です。


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早速アユタヤ行きの切符を買いましょう。窓口の無愛想なおばちゃんに英語で言えば発券してくれます。

何も言ってないのにエアコン付の二等級車両があてがわれてたのですが、理由は謎です。1人なんと345バーツもしました。タイの物価に照らすとクソ高いのでは?

”Special Express”の表記がある通り、特急に乗ります。


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ボロいファランポーン駅に改札など存在するはずもなく、ホームには誰でも入れます。開放的ですね。

並んでる電車も渋くて良い。JRが国鉄時代に使ってたやつの払い下げでは?というような車両ばかりです。

 


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このチェンマイ行き電車(正確にはディーゼル車)に乗りました。肝心の車両が写ってないけどまぁいいや。

 

 


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出発。

バンコク中心市街地を抜け着るまでは写真のように線路の数十cm横に人が住んでるやべーエリアが連なるので、牛歩みたいに進みます。

自転車の方が速いんじゃないかってくらいのスピードであまりに遅いので、切符に書かれたSpecial Expressの文言は何だったの????となった。

 


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しばらく進んで中心部を抜けるとやっとそれらしいスピードで走り始めます。

そして、ここでなんとドリンクと軽食の無料サービスが来ました。


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冒頭に書いた通り、スワンナプーム国際空港からノンストップでファランポーン駅に行ってその足で国鉄に飛び乗ったので、これが今回のタイ旅行初メシです。

まさかクリームパンをタイで食べることになるとは・・・


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アユタヤが近付くにつれ車窓を緑色が占める割合が高まり、アユタヤはクソ田舎だと分かります。


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着いたよ。


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無事着いたので、念のためアユタヤ駅近くのお店でチャーンビールを飲みます

仏像の頭は逃げないので急ぐ必要もない。


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メシたち。

 

で、アユタヤ駅と目的地のワット・マハタートの間にはがあるので、これをどうにか越える必要があります。

 


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今回は渡し船に乗り、川を渡りました。

恐らくトゥクトゥクに乗ってしまう方が何も考えず目的地に着いてラクなんですが、アユタヤ駅周辺には「俺のトゥクトゥクに乗れ」と超しつこいトゥクトゥクドライバーが蔓延ってて、これが本当にウザかったから全員を無視した結果です。

 


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このベテラン感がすごいばあちゃんが延々旅人を運んでます。運賃は一人5バーツです。


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ちなみに、写真だと分かり難いけど船底には川の水が溜まってて大丈夫かよという気持ちになりますが気にしないようにしましょう。ここはタイだぞ。


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対岸に着いたらgoogle mapを頼りにひたすら歩きます。


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こういう、車が全力で突っ込んでくる交差点もタイミング見て渡りましょう。

轢けるもんなら轢いてみろの気持ちがあれば意外と突っ込めることが今回の旅行で分かりました。

 


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20分くらい歩いたらようやく目的地であるワット・マハタートの標識が見えてきました。 めちゃくちゃ疲れた。皆さんは絶対トゥクトゥクに乗った方がいいです。


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着いた。ワット・マハタートです。

ここはかつてビルマ軍に攻められ、その時仏像の頭や腕が破壊された様子がそのまま残っています。

詳細はワット・マハータート (アユタヤ) - Wikipediaを読んでください。ここに書くと長くなるので。

 

今回の目的である根っこに埋まった仏像の頭もかつてビルマ軍に破壊された仏像の名残で、それが年月を経て木の根っこに取り込まれたとのことです。神秘…

 

 

とはいえこのワットマハタート、割と広くて他にも破壊された仏像が敷地内に死ぬほどあります。目的の根っこに埋まった仏像の頭はどの辺にあるんでしょうか。分かりやすい目印とかあればいいんですが…

 


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と思ったら開始3分で見つかりました。最大の目玉、超序盤に設置されてた。


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別アングル。「仏像の頭部より上に立たないよにお願い致します。」

特にこれといった目印とかないんですが、記念写真してる観光客が死ぬほどいるので見逃すことはないと思います。

思った以上にがっちりと根っこに埋まってて、感受性が死んでる僕でもなんというか、自然の力強さを感じました。

 


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ちなみに目玉となる根っこに埋まった頭以外にも破壊された仏像がひたすら並んでて、これも結構壮観でした。


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運よく破壊を免れた仏像もいます。良かったね。

ワット・マハタートおしまい。

 

ちなみにワット・マハタートの近くにはゾウに乗れる施設もあります。


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一般道をゾウが悠然と歩いています。普通に怖い。


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お尻です。


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エレファント。

 

疲れました。次はタイで食べたものたちをまとめたい。

 

さようなら。