屈斜路湖畔:大自然の中で合法的に全裸になれる野湯「コタン温泉露天風呂」に行ってきた

こんにちは。

 

突然ですが野外で全裸になったらどうなるか分かりますか?僕は大卒の大人なので正解を知っていますが、答えは「普通にめっちゃ怒られて逮捕される」です。

 

とはいえ世の中には「警察のお世話になることなく開放された野外で全裸になりたい」という難儀な欲求を抱えた人が一定数以上いると思います。

僕はこの3連休でそういう人に需要がありそうな北海道の屈斜路湖畔にある開放感あふれる野湯に入ってきました。

 

その野湯の名前は「コタン温泉露天風呂(コタンの湯)」です。

 

立地はこのような↓

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めちゃくちゃ道東にあるので東京から飛行機で行く場合、北海道のハブでもある新千歳空港からコタンの湯にたどり着くことは(かなり気合を入れない限り)不可能です。

最寄空港は恐らく女満別空港ですが僕たちは色々あって釧路空港から友人が運転するレンタカーで行きました。釧路空港からだとだいたい100分くらいドライブすれば着きます。鉄道で行くには厳しい立地なので、どの空港からアクセスするにしても頑張って運転しましょう。

 

 

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向かっている様子です。このスクショから分かるようにコタンの湯は本当に屈斜路湖スレスレに面しています。

 

 

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着いた。

 

早速ですが入浴します。これが開放感あふれるコタン温泉露天風呂です↓

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いかがでしょうか。


・・・実はコタン温泉露天風呂のすぐ横に「コタン共同浴場っていう地元の人が普段使いしてそうな屋内入浴施設があり、そこを露天風呂だと勘違いしてしまい色々マゴついた結果、何も見えないの時間に入浴するハメになりました。本当に何も見えませんね。

24時間いつでも開放されており入ること自体は可能ですが、野ざらしの温泉施設なので当然照明なんかありません。気を付けてください。

 

悔しいので翌朝の明るい時間にリベンジすることに。

 


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来ました。朝8時過ぎのコタン温泉露天風呂です。

本当に野外にぽつんとあります。特に囲いとかないので、温泉の外の人にも中が見え放題ですね。湯船の真ん中にある大きな岩の、こちらから見て右が男湯で左が女湯です。が、湯船自体が岩の向こう側で普通につながってて行き来できるようになっており、要するに混浴です。

ちなみに男湯女湯に一つずつある小屋みたいなやつは脱衣所です。シャワーがないので髪は濡らさないようにするのが無難だと思います。

 

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湯船から駐車場方面を見ても開放感が凄い。この写真は思いっきり全裸で起立して撮っていますが、水着を着用しての入浴も可能です。この開放感の中、女性が全裸で入るのは相当厳しいと思います。

 

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目の前の屈斜路湖との距離感はこのような。

 

f:id:gatomoshi:20190916181733j:image 入浴の様子。この写っている友人2名に許可は取ってないけど、まぁボカしてるし多分大丈夫でしょう。



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時期によってはたくさんの白鳥達が目の前の屈斜路湖を優雅に泳いでいくみたいですが、訪れたのが9月中旬ということもあり白鳥は一羽もいませんでした。

ただ、本当に目線が屈斜路湖の湖面と変わらないので開放感が凄いし湯加減も丁度いいので、白鳥なんかいなくてもこの温泉に無料で入れる事実は完全に最高です。

 

 

 

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こんな素晴らしい露天風呂を利用者からお金を取ることもなく管理してくれている人はどんな人だろうと思ったら脱衣所内や温泉入口の看板に普通に名前と連絡先が出ていたのでこの〇〇さんに感謝しつつ帰ろうとしたら、

 

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脱衣所入口の目につきにくい上の方に思いっきり「愛知県の恥、(管理人さんの名前)」っていう最悪な落書きがされていました。

何となくですがただならぬ闇を感じたので、この件にはあまり興味本位で首を突っ込まない方がいいと思います。

世の中には知らない方がいいこともたくさんありますからね。

 

さようなら。