佐賀:有明海のムツゴロウと海中鳥居など
こんにちは。東京は寒い。
ので、九州に飛びました。(よりにもよって)佐賀です。
佐賀空港へのアプローチの際に、有明海での海苔養殖がいかに大規模かつ整然と行われているかがよく分かる景色を見ることができるので、見ましょう。
というわけで着きました。九州佐賀国際空港です。「国際」と名乗る割に、「キレイ目な公民館かな?」くらいの規模感ですが、その辺はあまり気にしないようにしましょう。
空港内には先程空から見た有明海で育った海苔を販売する自販機が設置されています。
「トランクに100パー入るお土産。」ってけっこういいキャッチコピーですよね(買わなかったけど)。
突然ですがここは有明海の干潟です。
見渡す限り干潟ですね。この写真じゃ全く伝わらないけど、遠くで無数のムツゴロウが飛び跳ねているのが観察できます。
有明海の干潟には許可がないと入れないっぽくて、結果として水鳥の足跡なんかがめちゃくちゃそのまま残ってて面白かったです(護岸ギリギリから撮影)。
「有明海は気持ちE」。現場からは以上です。
で、さっきも書いたように有明海といえばムツゴロウだと思うんですが、干潟内に入れないとなると遠目に数百匹がぴょんぴょん跳ねているのを確認するほかなくつまんねーとか思ってたらすぐ横に「鹿島市干潟交流館」っていう施設がありました。
ここにはムツゴロウほか有明海の生き物を展示するミニ水族館があり、なんと無料で入館できます。
ムツゴロウ接写です。見た目トビハゼとほぼ変わらない。
ミニ水族館はこの規模感です。
規模感。クラゲやハゼやエイが展示されてます。
なんかデカい魚もいました。
デカい魚はどうやらスズキだったようです。
「㊟タナカではありません!」とありますが、さっきの「有明海は気持ちE」といい、なんというかギャグ(そもそもこれはギャグなのか?)のセンスが昭和過ぎて、誰かこれ書いた人に『もう平成も終わったんだぞ』と教えて差し上げてという気持ちになりました。
干潟から車を走らせること20分くらいでこのようなエモい風景の場所もあり、写真を撮っている人たちがたくさんいました。
大魚神社の海中鳥居でググりましょう(撮影時は干潮だったので海中感はあまりないけど、満潮時は足元が海に沈み、より写真映えするらしい)。
鳥居の近くにはこういうエモスポットも。大分麦焼酎二階堂のCMとか撮影してそうじゃないですか?僕にはビリー・バンバンのあの曲が聞こえました。
この干潟を有する佐賀県太良町は牡蠣の名産地らしく、海端を走っていると牡蠣小屋が割と切れ目なく連なっています。
焼いています。
何もつけなくてもいい感じにしょっぱくてうまい。ノンアルコールビールとよく合います。アルコールを含むビールにはもっと合うと思われます。
唐突に宿ですが、そういえばムツゴロウの丸干しみたいなやつを昼間買っていたのでした。
「千と千尋の神隠し」の劇中で高級食材っぽい扱いを受けて珍重されてたアレにしか見えないビジュアルですが、頭蓋骨の口触りの悪さを無視すれば日本酒によく合ういいおつまみでした。
あと佐賀では嬉野温泉の「和多屋別荘」って所に泊まったんですが温泉施設が最高だったので嬉野温泉行く人はみんな泊まってください。
さようなら。