荻窪:店主が怖いけど美味いと評判の「吉田カレー」に行った
こんにちは。
コロナで自分が住んでいる地域の外に出られない。そんな時は地元の美味しいものを食べて色々発散しましょう。
荻窪駅南口です。
ここ荻窪には日本一と名高いカレーとシチューの名店「トマト」が存在しています。
僕は権威主義者なので食べログ4.12(2020/8/31現在)というぶっちぎり日本一の高評価に完全平伏し、訪問を決めました。
トマトは南口降りてすぐの南口仲通り商店街をまっすぐ5分くらい歩いたあたりにあります。
ありました。
11:30の開店まであと1時間くらいあるのでまだシャッターが降りてますね。とりあえず行列に並びましょう。
と思ったらまさかの一番乗りでした。
九時半くらいから並ぶと聞いていたのに、コロナの影響で人が来ないのか?
絶望。
ただただ昼営業をやっていないというだけの話でした。大田区から40分くらいかけて電車を乗り継いで来た結果がこれです。
で、友人とこれからどうすっかなーとか相談してたら同じ荻窪駅の北口サイドにトマトと双璧を成す「吉田カレー」っていうカレーの名店があるとのことだったので、そっちに行くことにしました。
着いた。
ちなみにここ吉田カレーは店主の癖がかなり強いことで有名らしく、インターネットに転がっているお店に関する情報を簡単に検索すると、
・私語厳禁
・勝手に着席するのも厳禁
・お残ししたり、なんか汚い感じで皿を返すと罰金
・店主がtwitterで気に入らない客の悪口をめちゃつぶやく
・名物(?)バナナジュースは面倒くさがってつくってくれない時がある
・入店すると「面倒くさいから帰ってくれ」みたいなポスターがお出迎え
・うちの味が理解できない人は化調まみれの皿でも食っとけ、みたいなことを言う
などなど、そんな店こっちから願い下げだが?みたいな駄目インフォがとんでもない数出てきました。
とはいえ、美味しければまぁいいじゃんという考えで並びます。
11:30開店なんですが、その30分前くらいから行列ができます。
僕たちは11:10くらいに列に並んでなんとか1回転目で入店できました。
ちなみに店内はカレー以外撮影禁止でしたが、先述の独自ルールを声高に宣言するポスターがベタベタ貼ってあって普通に怖かった。
そしてこれは撮影が許可されているカレーで、「おしゃべり禁止」の貼り紙が見切れているのはわざとです。
並盛辛さMIX(中辛?)、中華アチャールとチーズトッピングで1600円とかそんなもんでした。
自然素材にこだわっているらしくて最初の一口はやや薄味に感じたけど、食べ進むうちにルーに溶け込んでいるバナナの風味やスパイスの香りが感じられてかなり美味しい。あんまり他では食べたことがないようなカレーでした。
あと、トッピングの中華アチャールが風味・食感ともにかなりイケてたのでこれは絶必で発注した方がいいです。
店内の雰囲気で言うと、誰も一言も発することなく店主が作るカレーを一心不乱にかっ込んでさっさとお会計してそそくさと帰っていく光景は他のお店じゃまず見られないと思うので、行ける人は一度行ってみてください。
まぁ要するに常識から外れたことをしなければ怒られることもないし、実際にカレーはかなり美味いのでトータルいいお店でした。
そしてこれは帰宅途中に中野で見た宇宙人です。
さようなら。