宮城:松島海岸でホヤやサメを使ったイタリアンを食べた

こんにちは。いくらなんでも毎日毎日暑すぎる。

 

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仙台駅です。

東京駅からはやぶさに乗ってきました。駅2階部分に直結してる日本一の規模を誇るペデストリアンデッキに出れば、そのまま地上に下りずパルコやらの商業施設に行けることでおなじみの、あの駅です。

 

せっかく仙台に来たので、牛タンを食べましょう。


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地元マスコミ勤務の友人が連れて行ってくれた牛タン専門店「司」です。

 


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牛タン超うまい。美味しすぎて無限に食える気がしたけど、残念ながら胃袋の前にお財布の中身が有限でした。牛タンはめっちゃ美味しいけど普通に高い。覚えておいて下さい。

 


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今回の目的は仙台観光ではないので牛タンを食べたら大至急仙台駅に戻り、念のためずんだ茶寮のずんだシェイクで一息ついたら、

 


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仙石線に乗って松島海岸駅に来ました。仙台からだいたい40分くらいです。田舎やと思って舐めてたけど、交通系ICカードが使える自動改札機があってびっくりした。僕の地元宮崎には自動改札なんて宮崎駅にしかないのに……

 


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せっかく日本三景の一つでもある松島に来たので海から景色を楽しもうということで観光遊覧船に乗りました。

 


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乗るぞ乗るぞ乗るぞ乗るぞ乗るぞ。

 


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乗ったら見えた景色、三角コーンを被った棒。やしろあずきが自宅に大量に送りつけられた三角コーンを処分するためにわざわざこんな所まで来たとでも言うのでしょうか。

 


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岩。

確かこの岩が松島の中でも結構有名なやつで、「仁王岩」って名前だったと思う。

このクソ画質写真じゃ分からないかもしれませんが、頭みたいに見える部分がデカすぎて波と風に浸食された首部分ではもう支えきれないのか、思いっきりコンクリート的何かで修繕されてて微妙な気持ちになった。

 


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そして今回船に乗って分かったことは「後ろを振り向いて船の軌跡を見てると、なんかエモい」です。離島出身で大学進学を機に生まれて初めて島を離れつつこの景色を見てるっていう妄想をしてたらエモすぎて、存在しない記憶のせいでちょっと泣きそうになった。

 


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無駄に泣きそうになった後は晩御飯として松島海岸駅前から歩いて10秒の場所にある「トト」っていう綺麗目なイタリアンレストランに来ました。

 


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独特の濁りがある甘口なワインで乾杯します。

 


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サメのフィッシュ&チップス。

サメってアンモニア臭いのではとか思ってたけどそんなことなかったし軽い食感で、昼間の牛タン同様インフィニティに食べられそうだった。

 


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ホヤにバジルやらの香草ペーストをかけて焼いたもの。ホヤ感はちゃんと残しつつも香草のおかげで癖がだいぶ抑えられてるので、一定数いるホヤの風味が無理な人でもこれは食べられると思う。

 


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女川産ホヤのシチリアーナ。見た通り美味い。

ホヤってだいたい塩辛でしか食べた事無かったからイタリアンにホヤを使うっていう発想が自分の中になくて学びでした。

 


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地元で採れたガゼウニとアーモンドペーストのパスタ。超濃厚で美味しかった。

横に添えてあるウニ単体も当たり前だけど磯の風味が強くて美味しい。安くはないけど時期モノのウニなのでメニューにあったら食べときましょう。

 


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これは店の人が「本日のワインです」と言って持ってきてくれたメニューなんですが、味や風味の説明が一切なくて、ただただ猫に関するエピソードだけが書き連ねられててウケました。美味しかったけど。

 


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イタリアンを満腹まで食べて宿に帰った後はUNOをやりながら昼間買っといた宮城の日本酒を延々飲み続ける二次会が開催されました。

 

なんというか、毎日こういうことだけして生きていきたいですね。

 

さようなら。

富山のローカルコンビニ「立山サンダーバード」で熊肉のおにぎりを食べた

こんにちは。短いです。

 

富山県が誇る超絶ローカルコンビニ立山サンダーバード知ってますか?知らない人がほとんどだと思います(なぜなら超絶ローカルコンビニなので)。

 

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ここがそうです。雨が爆裂に降っているため車内から撮影。

富山市内から立山駅に向かう山道の途中にひっそりとあります。謎に店内でイルミネーションがチカチカしており、この「とりあえず光らせとけや」感がローカル度合を高めている様子が分かると思います。

 

店内で写真撮りまくるのもどうかと思ったので、詳しいお店の様子は下のリンクを見てください。

www.hotpepper.jp

 

 

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というわけで買ったものたち。

おにぎりに書いてある「くま」「ブラック」の文字は、それぞれ熊肉おにぎり富山ブラックおにぎりであることを示しています。あとは野菜とちくわの天ぷらサンドイッチ、あとはめっちゃかわいい立山サンダーバードオリジナルピンバッチです。

右2つのサンドイッチは友人が買ったもので、1番右端に見切れてるのは豚カツチョコレートサンドイッチ(たしか)です。「これはデザートとして食うから」とかなんとか友人は言ってたけど、これをデザートと認識できるのヤバすぎるだろ。

 

 

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というわけで熊肉おにぎりを食べます。普段使いしてるファミマやセブンで熊肉のおにぎりを見たことは、27年生きてきて未だかつてありませんでした。なので一個500円というセレブ価格でしたが無理して買いました。

 

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中身です。なんというか、拍子抜けするくらい普通にうまい。

食戟のソーマで事前に熊肉に関する知見を得ていたのでもっと独特の匂いとかあるのかなと思ったけど気になりません。甘辛く煮てあるから気付かなかったのかもしれない。あと米が固めに炊かれててよかった。

 

 

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これは野菜とちくわの天ぷらサンドイッチです。パンに挟まれた野菜天ぷらとちくわ天ぷらの味がします。パンと合うか合わないかで言えば合わないことはないけど、合わせる必要もないと思う。こちらからは以上です。

 

あ、特に写真はないけど富山ブラックおにぎりは塩辛さがカンストしてるメンマとチャーシューが詰め込まれてて生活習慣病まっしぐらな味がしたので、保険の掛け捨てがもったいないとかそういう何らかの事情で今すぐ入院したい人はたくさん食べるといいと思います。

 

 

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そういえば店内には旅行者向けのどこから来たのかシール貼るやつがあって、東京にはもう貼れなさそうだったのでスカスカだった地元宮崎にシールを貼る事で宮崎県から来た3人目の人物になることができて感無量でした。

北方領土から来た人はまだいなさそうなので、北方領土出身者はいますぐサンダーバードに行って来店第一号になった方がいいと思います。

 

あと情報としては世界中の銘柄が揃ってるのでは?ってくらい謎にタバコの種類が多かったです。僕は非喫煙者なのでアレですが、ヤニキチが来たらめちゃくちゃテンションアガがると思うのでヤニキチの皆さんは富山に行ったら絶対に立山サンダーバードに寄って下さい。

 

さようなら。

富山の公営B級スポット「まんだら遊苑」と「遙望館」に行った

こんにちは。

 

富山県には環水公園内の世界一美しいスターバックスコーヒー(エビデンスがあるかは知りません)や立山黒部ダムなんかの超絶観光地がたくさんありますが、たぶん行ったら全国のアングラ好きサブカル野郎に自慢できるであろうヤバいスポットもあります。

 

それがまんだら遊苑遙望館です。

 

いずれも立山博物館というとても真っ当な母体が有する施設で、つまり公営なのですが、なんというか、めちゃくちゃトガってるらしいんです。

気になったので実際に行ってきました。なんの参考にもならないレポートですが暇なら読んでください。


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土砂降りですが来ました。まんだら遊苑です。

富山駅前からだと車でだいたい40分くらいかかるでしょうか。

 

前知識として、このまんだら遊苑は立山信仰を学ぶ場としてのテーマパークです。

立山信仰とは何か。その答えは…やはりココにあります。

まぁここで今すごく簡単に言うと、立山という壮大な連峰を天国や地獄に見たてて、その立山をめぐることで死後の世界を疑似体験して徳を積む、的なアレです。

 

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そういう事情もあり、まんだら遊苑ではまず最初に地獄に落ちます。

この、やたら入口が小さい建物が地獄です。閻魔堂って名前がついてるらしく、入口では「うぉ~~~」みたいな、腹の底に響く唸り声というか叫び声と言うかそういうものが延々流れています。怖い。


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中は暗くて唸り声がうるさく、そして赤い照明が地獄観を演出しています。これは地獄の景色らしいんですが手振れが酷くて何が何やら分かりませんね。


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中では鐘も撞けます。なかなか屋内でこのサイズの鐘を撞く機会なくないですか?

ちなみにこの鐘の音が閻魔の声を表してるって記述をどこかのサイトで見かけました。そういう感受性に依る部分は受け皿が死んでる僕にはよく分かりませんでしたが、屋内で鐘を撞くとめっちゃうるさいということはよく分かりました。鐘が屋外に多いのにはそれなりの理由があったんですね。


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最後は外に出るための細い道が続きます。

横の壁からしきりに虫が這うような音がしてるし、逃げ場のない細い一本道なので後ろから何かが猛ダッシュで追いかけてくるんじゃないかって気がして怖かった。

今回は友人2名と一緒に行ったけど、1人きりでは入りたくないくらいリアルに怖い施設です。公営だからといってナメてはいけない。子どもはトラウマになると思う。

 

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閻魔堂を出ても地獄?が続きます。「井戸に向かって呼びかけよ 地の底におのれの罪業が見え聞こえする」。どういうこと?????

試しに井戸に向かってデカい声で「おーい!」って叫んだら、超低音に加工された自分の「おーい!」が井戸の底から聞こえてきました。これが僕の罪業か~としみじみしたけど、だからなんなんだの感覚も拭いきれず。

 

あと、井戸の近くには橋もありました。


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ご存知、精霊橋です。

 

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「二十余の霊 橋を渡れ」。「定員20余名」を「二十余の霊」と表現する公共施設がいまだかつてあったでしょうか。

ちなみに橋の床は格子状に透けてて東京タワーのあそこっぽくなってるので、色々ひゅんひゅんします。


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橋はどこに繋がっているわけでもなく、先端付近に鐘と小槌があるのみです。

恐らくこの鐘にもちゃんとした信仰上の意味があるんでしょうが、僕は「上場するときの社長ってこんな気持ちなのかな」と思いながら鳴らして、勝手に感無量してました。

この後天界エリアにも行ったんですが何故か撮影不可スポットが多かったし地獄エリア程のインパクトはなかったので割愛します。

 

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で、まんだら遊苑のすぐ近くにあるのが遙望館です。


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ここは立山信仰にまつわる動画と立山の自然をまとめた動画を二本立てで見られる映画館のような施設で、所要時間は計40分です。入場料は100円。安い!!

 

動画の写真はないけど、特に立山信仰に関する動画はB級ホラー映画ファンには絶対に見て欲しいくらい素晴らしい出来です。

かつて女人禁制だった立山に入ってしまった女が山の怒りに触れて杉の木や岩に変身させられるシーンは無駄に生々しくて戦慄、あるいは爆笑してしまうと思います。

あと、生前悪さをした男が鬼も住めない地獄に落とされて、そこがなんと1990年代(恐らく動画が作られたのがこの年代)の環境が破壊され尽くされた東京だったという、なんとも皮肉の効いたシーンもあります。途中で差し込まれる電気グルーヴのPVみたいな謎カットも必見です。

とにかく、公営施設の公務員がとりあえずのやっつけで作りましたっていうよくある映像作品とは完全に一線を画したものなので近くに行く機会があったらぜひこの遙望館まで足を運んでみてください。

 

あと、遙望館の近くにはサンダーバードっていう名物ローカルコンビニがあってそこにも行ったのでまた記録します。

 

さようなら。

7月なのに大量の雪が残る立山(雄山)をスニーカーで登ったら地獄だった

こんにちは。長いです。

 

富山県が誇る立山連峰に登ってきました。3000m級です。7月中旬ですが、天候とか残雪とか、どうなんでしょうか。答えは…最後まで読まなくても分かります。


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富山市内の友人宅で一泊して、立山黒部アルペンルートへの富山側の入口である立山駅に向かいます。

付近のセブンイレブンは山小屋感があります。一緒に登る友人から「山の頂上で食べるカップヌードルは最高に美味しい」と聞いたので、荷物になるけどここで購入しました。頂上売店でも売ってるっちゃ売ってるけど、お値段が下界の3倍くらいすると教えてもらったからです。


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立山駅についたら「みどりの窓口」的窓口(JRじゃないのでみどりの窓口ではない)でこれから乗るケーブルカーやバスやロープウェイの切符をまとめて購入しましょう。

僕は黒部ダムまで行ったので往復交通費は10000円越えでした。碌に調べず勝手に3000円くらいだろうと思ってたので、ここで精神的に一度死にました。必要経費くらい事前に調べておきましょう。

 


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立山駅(標高475m)からはケーブルカーに乗って経由地である美女平駅までの高低差約500mを一気に登ります。


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そして美女平駅から登山口がある室堂までの高低差約1500mは大型バスで登ります。

所要時間が50分と長い上、中盤以降「七曲り」とかいうカーブが連続して続く結構なバス酔いスポットがあるので不安な人は薬を飲んでおくといいでしょう。


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ちなみに目的地の室堂付近では有名な雪の壁「雪の大谷」を見ることができます。7月にもなるとだいぶ背が低くなってます。これなら上から飛び降りても骨折くらいで済みそうですね。

 


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無事室堂ターミナルに到着。蕎麦屋があります。標高2450mにある蕎麦屋です。


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登山直前だけど念のため。うまい。


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なお、まだ登山口とはいえ2450mもあるので下界と同じ格好をしていると凍死します。コンパクトで持ち運び便利なウルトラライトダウンをユニクロで買っておきましょう。

 

というわけで早速ですが登ります。

目指す立山連峰の「雄山」は標高3003m。何度も言いますが、登山口のある室堂が2450mなので実際に足で登るのは500mくらいです。楽勝では?

 


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とか思ってたらいきなり雪原からのスタートでいきなり詰みました。なぜ詰んだかと言うと、


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普段コンビニとか行く時に履いてるニューバランスAmazonで買った8000円ちょいくらいのやつ)で登ろうとしていたからです。足のグリップが全然効かない。



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それなのに見渡す限りの雪原。7月とは思えません。なお、傾斜が割とキツいので一度滑ったらノンストップで転がるやつです。

 

で、実際スニーカーで登ってみてどうだったのって話ですが、無事登れたし帰っても来れたのでまぁ今回は結果的に良かったんだけど、雪山をスニーカーで登るのは自殺行為なので絶対にやめた方がいいです(当たり前の話をしています)。

登りはまだいいとしても、下りで死ぬほど転んで全身雪まみれになったし、これで滑落とかして山岳救助隊のお世話になったりなんかしたら準備不足が過ぎるとかで洒落にならないくらい叱られると思う。

あと、何よりそれで出動させられる関係各所に申し訳なさすぎるので、雪山に登りたいけどそれ用の靴持ってないよって人はモンベルでアイゼンを買いましょう。

 


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気を取り直してここは標高2700mにある休憩地点、一の越です。ここまで来ると雪はほぼ解けています。


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補給。



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一の越以降は岩につかまりながら登る場面がかなり増えます。なので軍手をしている。

これは、下界ではあまり見ないタイプの、ジョルノ・ジョバーナが作った生命体っぽいテントウムシが頂上付近にいて珍しかったので記録したやつです。正式名称は知りません。

 

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とかなんとかやってたらいつの間にか頂上に着いてました。3003m。雄山の天辺です。


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三00三米。

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そして売店、というか社務所的施設で本当にカップ麺を500円で売ってました。たけぇ。

ちなみに。カップ麺自体は下界から持ってきたけどそういえばお湯がないじゃんっていう少し抜けている人のために、お湯も300円で売っています。需要がある場所には供給が生まれるもんですね。


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そしてこれは700円で買ったアサヒスーパードライです。700円です。


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まぁいいや。食うぞ食うぞ食うぞ食うぞ食うぞ。


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僕たちはちゃんとイワタニを持っていたので、お湯に300円を払うことはありませんでした。


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うますぎ。この世で一番うまい。


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ただしカップ麺とビールでお腹が膨れすぎると下りのこういう姿勢が激しくしんどくなるので、そこだけは注意してください(そしてこの後雪原で無限に転んだ)。


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無事下山した後は室道山荘っていう歴史ある山小屋に泊まって、翌日は黒部ダムとか行って下山しました。

下山後の「まんだら遊苑」っていう施設とコンビニ「サンダーバード」が激しく面白かったのでまた今度記録したい。

お疲れ様でした。

 

さようなら。

サルミアッキとスーパーサルミアッキをAmazonで買って食べた

こんにちは。

 

日本のインターネットでは古くからサルミアッキを食う」というコンテンツが数多く垂れ流され続けています。

 

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これがそれです。右がサルミアッキ、左がスーパーサルミアッキです。どっちもスタイリッシュなトランプケースみたいなデザインでカッコいいですね。

 

そもそもサルミアッキとは何か。wikiによると塩化アンモニウムリコリスという薬草でつくられるキャンディで、北欧では伝統的に食べられていらしい。

 問題はその味で、世界最悪にマズいという声が後を絶ちません。そもそもお菓子を塩化アンモニウムから作ろうという発想がヤバい。アンモニアってお小水の代名詞じゃないですか?北欧人が家具とかのデザイン面に能力全振りした結果、舌がバグったとしか考えられないですよね。

 

前々からインターネット上で「クソマズい」「タイヤを焼いた味がする」「救いのないマズさ」みたいな評価をちょくちょく見てて、そんなに?と逆に好奇心が湧き、気が付いたらゾンアマでポチってました。2019年、既に同じコンテンツが無数にあるのに、です。

価格は2つで1300円。国内に在庫がないっぽくて北欧から取り寄せるので高いです。

アメ横あたりで売ってそうな気がしたけど行くのがダルくて通販しました。

 


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これがノーマルなサルミアッキです。菱形の淀んだコーラみたいな色した硬めのグミ的物体が無数に入っています。これだけ無数にあって本当にマズかったらかなり最悪ですが、とりあえず一個食べてみました。

 

……結果だけ言うと暴力的にマズく、何に近い味かと言われてもすぐにこれに似てると例示することも出来ないような「はじめまして」なマズさです。

強いて言えば苦くてしょっぱくてエグくて後味が最悪な、毒に近い何かです。でもそんな食い物この世にサルミアッキ以外存在しないだろ。なのでサルミアッキは「サルミアッキ味」としか言いようがないということになります。

10秒くらい我慢して舐めた後ティッシュに包んで捨てました。

 


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そしてこれはスーパーサルミアッキです。色はノーマルサルミアッキと同じですが、形はメロンパンに似てますね。

「スーパー」が「マズさ」の部分にかかってたら本当に最悪ですが、買ってしまった以上後には引けないので食べます。

 

……お味としてはやっぱりしょっぱくて苦くてエグくて最悪にマズいんですが、微かにハーブ的何かを混ぜたような風味があります。

普段ハーブやミント味のアイスやチョコは歯磨き粉を食べてるみたいな気分になるので絶対頼まないんですが、今回ばかりはその微かな爽やかさが若干の救いとして機能していたので感動しました(美味しいとは言ってない)。

15秒くらい我慢して舐めた後ティッシュに包んで捨てました。

 

ちなみに、救いを求めて試しに蜂蜜をかけて食べてみたら口の中で蜂蜜とサルミアッキになってなんの意味もなかったので試さないほうがいいです。

 

あと、ゾンアマのレビューでは「慣れればうまい」「不思議と癖になる」って書いてる人が何人かいましたが、僕は3つくらい食べてみて無理だったので、無理ということにしました。そんなわけで現状サルミアッキが大量に余ってるので美味しい食べ方知ってる人いたら教えて下さい。

 

さようなら。

高尾山を稲荷山コースで登ったら割とキツかった話

こんにちは。

7月になぜか富山の立山(3000m級)を登る予定が入っており、登山なんか人生で数えるほどしかしたことないのでその練習として高尾山に登ってきました。

 

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というわけで来ました。現在朝の8時です。

「来ました」ってサラっと言ってるけど朝8時に高尾山口駅に来るためには僕が住んでいる大田区の最寄り駅を6時半には出る必要があり、めっちゃ眠いです。高尾山、遠すぎる。


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こんな時間なのに駅前にはすでに大量の先客がいました。さすが人気登山スポットですね。


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で、全然知らなかったんですが高尾山登山にはいくつかのルートがあり、今日は稲荷山コースで登るぞと友人にその場で言われました。

 

mttakaomagazine.com

 

高尾山にしては少しキツいコースとのことですが、テレビなんかでは「高尾山登山=軽いハイキング」みたいな言い方してた気がするのでまぁ大丈夫でしょう。

 

というわけで登ります。


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そしたら初っ端から割とキツめな階段が延々続くし、それが終わったと思ったらもののけ姫みたいな歩きにくい獣道がこれも延々続くので心が早い段階で折れました。ハイキングとは何だったのか。


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まぁでも稲荷山ルートは基本的に尾根を登っていくのでラクな場所は比較的ラクです。こういう平坦で安定感ある場所もちょくちょくあります。


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と思って油断してたら8合目くらいでにわか雨に降られた結果めちゃくちゃぬかるんだ獣道を滑りながら登る羽目に。ハイキングとは何だったのか。


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そしてもうすぐ踏破だという頂上付近には約200段の階段が待ち受けて再度心を折りに来ます。もうほぼほぼ頂上じゃんとか言ってぬか喜びしないように努めましょう。

 

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辛い道のりもいつかは終わります。どうにか頂上へ。

あと85cmくらいどうにかならんかったのかと思いますが、達成感はすごいです。


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そしてこれが頂上からの絶景です。

調子がいい日は富士山まで見渡せるらしいけどあいにくこの日はサイレントヒルの背景くらいモヤってて何も見えませんでした。


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本来ならこんな景色が見えるらしいです。綺麗ですね〜〜〜。


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踏破したので朝飯です(バカだから朝から何も食べずに登ってた)。疲弊太郎になってたのでこういうののワザとらしい糖分が超うまい。


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頂上にはこういうのがいました。詳細は不明です。


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あと高尾山の山頂付近には薬王院っていう大規模な寺社仏閣があって、そこにめちゃくちゃかっこいい天狗がいました。どうやら高尾山には古くから天狗伝説があるみたいです。ここに来るまで知りませんでした。知らないことだらけです。


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薬王院にはヤクルトのめちゃくちゃアジのある広告があるので行ったら見ましょう。


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そういえば山頂付近のお店で冷やしきゅうりを売ってて、登山で体が火照ってたこともあり買ってしまいました。奥に見えてる味噌をセルフで付けて食べろとのことだけど二度漬け厳禁と言われたので欲張って全体的にべっとりつけたところ、


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なんか「密輸されたきゅうり」みたいになって食欲減退効果がすごかったです。何事も欲をかくとロクなことにならないですね。

ちなみに味は超美味しいです。本当ですよ。


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密輸きゅうりを食べて満足したので下山します。帰りはケーブルカーに乗ってラクをしました。片道480円です。


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乗るぞ乗るぞ乗るぞ乗るぞ乗るぞ。


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少年心を忘れていないので喧しいおばちゃん団体を押しのけて真っ先に車両最前列へ。


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このケーブルカー、かなり急な角度を進みます。運転手によると傾斜が31.8度もあってケーブルカーとしては日本一の急勾配とのことでした。


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途中で登りケーブルカーとすれ違いました。向こうの人がめちゃくちゃ笑顔で手を振ってくれて、天皇陛下の御幸とかこんな気分なのかなと思った。


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下山して昼飯として食べたソバととろろご飯。どうやら高尾山は山芋や自然薯を推してるみたいです。めちゃうまい。


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帰宅前は高尾山口駅に併設されている京王高尾山温泉に行きました。

露天風呂にあった炭酸泉の炭酸が人生一濃くて最高だったのでまたぜひ行きたい。

 

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余談だけど翌日は下半身を中心にかなり筋肉痛だったけど、ビル90階分を自力で登るのと同じ運動量だったらしいのでそりゃそうだなと思いました。

 

登山前後にはちゃんとストレッチをしましょう。

 

さようなら。

伊豆大島③:三原山登山口にあったお土産屋の死体など

こんにちは。あまり中身のない短い日記です。短いのですぐ読めます。中身ないけど。

 

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三原山です。登ります。

 

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登りました。途中全然写真ないけど1時間足らずで登れた気がする。詳細な所要時間は「三原山 登山 所要時間」とかでググってください。答えがすぐに分かります。これは頂上付近にあった鳥居です。

 

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これも頂上付近にあった謎のPhoto Spot。 何が写るんでしょうか。撮ってみましょう。

 

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撮った写真です。

5秒くらい「?????」となって、「ゴジラってこと????」と気づきました。前の写真で「ゴジラ」の文言が看板に入っていないのは、伊豆大島観光協会東宝に袖の下を渡していないからでしょうか。いつも思うけどこういう余計な事言うのやめたいです。

 

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そういえば三原山に上る直前お土産屋さんの死体がありました。個人的に朽ち果てた建物や施設は好きなので、やってるお土産屋さんを見つけるより俄然テンションがアガった。

 

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かつて存在してたのであろう「伊豆大島観光レディ」的な女性陣と知らないおじさんの写真がぽつんと取り残されていました。

こういうやってたころの息吹が感じられる遺物があるのとてもいいですね。

 

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唐突に伊豆大島で食べた昼飯です。この、きらく小屋っていうお店で食べました。

 

 

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伊豆大島名物の明日葉と海苔のピザ。うまい。

 

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伊豆大島名物の海苔を使ったたらこスパ。うまい。

 

うまいんだけど、どっちの料理もジャンクフードでぶっ壊れた舌には薄味に感じられて、こういうちゃんとした料理を心から美味しく感じられるように健康的な生活を送ろうと思いました。

 

あと色々したっちゃしたんだけどあんまり写真がなかったので帰ります。

 

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帰ります。行きでゲロ酔いしたジェット船で。

 

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めちゃくちゃ天気いいし凪なので船酔いはしないだろうと思いつつ、船に酔う前に酒で酔ってしまおうという魂胆。

 

そして酒に酔った結果この後爆速で寝てしまい、気付いたらもう東京でした。

 

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これは竹芝桟橋到着直前に撮った、普段なかなか見ることのできないレインボーブリッジの恥ずかしい部分です。こんな風になってるんですね。

 

そんな感じです。

 

さようなら。