メキシコとキューバに行ってきました②

眠れない。眠れないときに人はyoutube閲覧か2chまとめサイトサーフィンかブログの更新のどれかをするらしいですが、今回僕はブログの更新を選びました。

記憶が薄れないうちにメキシコ・キューバ旅行の続き(主にご飯)を書ききるためです。油断すると人は何もかも忘れていく生き物ですから。忘れる…何もかも…

 

というわけで、キューバのホセ・マルティ空港到着後即ハリウッド映画みたいなタクシーに乗った僕たちはかなり迷いながらもどうにかハバナの拠点となる宿に到着しました。

なぜかなり迷ったのかというと、ハバナでは普通のホテルは予約しておらず、友人がエアビーアンドビー経由で現地の人の家に宿泊する手はずを整えており、その住所が分かりにくくて(住所のくせになぜか番地に”between”とかいう絶対あってほしくない単語が入ってた)、家を特定するのに時間を食ったからです。

 

とはいえどうにか到着できたので飯です。家主のエミリオが作ってくれました。

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サラダと米と米に合わせる黒い豆を煮たやつとランゴスタ(ロブスター)のグリルです。ランゴスタはキューバの特産らしく、めっちゃウマかったです。黒豆を煮たやつはカレーみたいな味で食べられないことはなかったけど、後味が若干薬っぽくてあまり食が進みませんでした。写ってないけどキューバを代表する国産ビール「クリスタルビール」も飲ませてくれました。

頑張って食べたけど、3人には多すぎる量を作ってくれたので黒豆を煮たやつは完食できませんでした。残したことを伝えるとエミリオがめっちゃ嫌そうな顔してたのが印象に残っています。

 

この日は飛行機が3時間遅れたこともありほとんど移動日になってしまい、疲れてたので晩飯が済んだらすぐに寝てしまいました。

 

翌日は2018年の大晦日でした。エミリオ作の朝食はこれです。

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この後チーズとサーモンの塩漬けみたいなやつと、あと昨夜残した黒豆を煮たやつも来ました。どう考えても多すぎる。頑張って完食したけど。ちなみに翌日の朝食も全く同じやつでした。

あと、エミリオは一言も事前に教えてくれませんでしたが、これらの食事代は宿代とは別途加算されてたらしく、帰る際に3人合わせて12000円とられました。

そんな認識が全くなかった僕たちはほぼクック(キューバの通貨)を使い果たしており、僕が偶然持ってた100ドル札と残ったなけなしのクックを差し出すことでどうにかその場を収めましたが、マジで葬式みたいな空気と緊張がその場を包んでました。エアビー初心者らしい大失敗です。皆さんがエアビー使うときは事前にそのへん把握しとくようにしてください。これはマジな話です。

 

気を取り直してキューバでの続きです。といっても飯と酒の話しかしません。

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これはハバナ旧市街のビエハ広場です。四方を飲食店が入るオシャレなビルに囲まれているいい感じの広場です。

 

ここでは店内の設備で作ったセルベーサ(ビール)が楽しめるお店に行きました。「Cervezas y maltas」ってお店です。上の写真で噴水のすぐ右に写っています。

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ってことでまだお昼ですが街歩きで喉が渇いたので乾杯です。自家製というだけあって独特の濁りがありますね。

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とはいえジョッキにコバエ的な虫が思いっきり張り付いていたので、濁りはただの汚れだったのではという話もあるとかないとか。この時は「そういえばキューバ琥珀も有名だったな」とか、確かそういうことを考えてました。

コバエ的な虫さえ目に入らなければ、飲みやすくて美味しいビールです。あとこれは完全に余談ですが、女性店員のスカートが短いうえに謎の切れ込みが入っているので、スケベなあなたにはかなりオススメのお店です。

 

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これはハバナ旧市街のお店で食べたキューバの郷土料理です。名前は忘れました

本当はこのお店の横にある、ヘミングウェイの行きつけだった「フロリディータ」っていうハバナを代表する超有名店で彼がよく飲んでたお酒を楽しむ予定だったんですが、店内が混雑しすぎててモラルが完全にハザードしており、泣く泣く横にあったこのお店で飲食することにしたのでテンションが下がっていたのかもしれません。

 

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マレコン通りっていうハバナの海岸線にあるお店で食べた2018年最後の晩餐がこれです。とくに有名店ってわけじゃなく、お店の前で呼び込みしてた陽気な黒人に捕まりました。料理の味は全体的にそこそこですが、ダイキリが美味しかった。また豆が入ったご飯とランゴスタを食べてますね。

 

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で、さっきの店からオープンカーで帰宅した後、エミリオ宅のバルコニーで調子に乗ってる様子です。普段タバコとか全く吸わないのにいきなり葉巻に手を出しました。グラスの中身はラム酒のストレートです。

葉巻を吸ってる間中ずっと「大晦日の夜に日本を遠く離れた外国にいて、しかもホテルじゃなくて現地の人んちのバルコニーで葉巻とラムをやってる自分、最高すぎでは???」っていう恥ずかしい悦に入ってました。本当にすみませんでした。

 

 

…いつものようにダルさが顔をだしてきたので、あとは淡々といきます。

 

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翌日はハバナからタクシーで20分くらい東に走った場所にある「コヒマル」っていう小さな漁村に行きました。ヘミングウェイ老人と海の舞台になった場所です。

 

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で、今度こそヘミングウェイが通ってた現地のレストラン「ラテラサ」に行きました。

 

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パエリアと海鮮プレートです。美味しかったんですが、ハエが誇張なしに20匹くらいずっとたかってきてたのが最悪でした。あと、たぶん昨日の夜から飲んでたであろう現地の酔っ払いに絡まれた。

 

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ラテラサで食事を済ませ再びハバナ旧市街に戻りました。これはヘミングウェイが定宿にしていたホテルの屋上にあるお店で食べたハバナ最後の夕食です。例によってランゴスタがいます。ほぼ昼と同じもの食ってるのがウケますね。

 

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その後は一度メキシコに戻り、

 

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メキシコからアメリカのヒューストンに飛んで、

 

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ユナイテッド航空の成田直行便で帰国しました。13時間かかったのでめっちゃ映画みました。中でもグレイテストショーマンが良かったので今度サントラ買います。

 

メキシコ・キューバ旅行については以上です。

 

本当はもっとメキシコのルチャ・リブレ観戦とかハバナで乗ったクラシックカーについてとかいろいろ書きたかったんですが、完全に書くのもだるいし読むほうも長すぎると苦痛だろうと思って止めときました。

 

これから数日はメキシコで買ったテキーラボンボンとキューバで買った葉巻を楽しみつつ、旅行のことを思い出したいと思います。

 

仕事初め、本当に行きたくないな。

 

さようなら。