北陸①:富山でホタルイカの身投げを見ようと頑張りました
こんにちは。
富山県の春の風物詩にホタルイカの身投げというものがあります。
富山湾のホタルイカたちが4月頃一斉に浅瀬の砂浜に押し寄せる様子を身投げと呼び、その青白い光が海岸を埋め尽くす様子がたいそう美しいと評判らしいです。
どういう理屈で彼らが浅瀬に来るのかとかは全然詳しく知らないのでホタルイカの身投げの条件「時期・時間・場所は?」を見てください。なんならリンク先にその美しい青白い砂浜の写真もあります。
で、新年度早々仕事に疲れて心が荒みつつあったので東京からなるだけ離れてリフレッシュすべく、友人たちとそれを見がてら北陸旅行することに急遽なりました。
そしてこの先を読んでもらえれば分かると思いますが、タイトルになってるホタルイカ身投げの話より北陸新幹線遅延がメインになっています。気にしないでください。
リーマントラベラーなので相変わらず金曜夜に出発します。
行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ。
死亡。
その後どうにか安全確認が取れたらしく運転再開したもののその20分後くらいに
死亡アゲイン。どうなってんだ。
線路内に立ち入って10㎞歩いたヤバいジジイのおかげで新幹線が完全にストップしたので、車内販売でとりあえず晩飯を食います。
鱒寿司うまい。ビールは石川のフルーティなやつです。左の筒は身投げする前に人の手で殺されたホタルイカの素干し。
軽井沢駅で新幹線が完全にストップしてしまいました。暇潰しに降ります。
なんなら駅外にも出ました。なぜならこの先1時間は動かないよと言われたからです。
それはいいんだけど本当に軽井沢駅前お店開いてなくて途方に暮れました。さすが避暑地というか、寒々しい感じがした。
その後車内販売を再度捕まえて日本酒とビーフジャーキーをゲットし、座席が居酒屋になりました。
日本酒とホタルイカ素干しのマリアージュ本当にやばくてお酒がマッハ消費されて行くので気をつけてください。
なんやかんやで富山着いた。120分ちょっと遅れてこの段階で午前1時半くらいです。本当に疲れ切った。
ただ、車内放送で120分以上遅れたので特急料金が払い戻されるという旨の連絡が入り、その瞬間疲労困憊の車内に何か困難な出来事をみんなで成し遂げたみたいな明るい雰囲気広がったのが面白かったです。
切符に払い戻し用の遅延スタンプを押してもらい、ようやく改札を出ます。
やっっっと本題に入ることができますが、ここからは富山の友人の車でホタルイカが身投げしてるであろう浜辺へ。
そしたら深夜2時とかなのに先客めちゃめちゃいました。
どうやら皆さん身投げを見物するワケじゃなくて、明日のおかずを一品増やすべくホタルイカの捕獲を試みているようです。
そしてこれが肝心の砂浜です。ホタルイカ、全然いませんね。砂浜が青白く光るという話は何だったのか。
しょうがないので人が捕まえたやつを見せてもらいましょう。
この人は午後10時半から午前2時まで粘ってホタルイカ2匹とコチっぽい底魚1匹しか捕れていないということでした。これが現実……
あまりにもいないので10分くらいドライブして場所を変えました。ここも先客がすごい。岩瀬浜という場所です。さっきの浜の名前は忘れました。
写真はないんですが、ここにもパッと見で分かるほどホタルイカはいません。
要するに完全な空振り日です。
なので再度、先客の1人に収穫を見せてもらいました。
ホタルイカかわいい。なかなか生きてるそれを見る機会ないので目に焼き付けました。
その後、どうにか自分たちでも1匹くらい浅瀬泳いでるやつか浜に転がってるやつ見つけたいなと思って砂浜歩いてると、
????????????
割とすぐいました。身投げ後のホタルイカです。
いたというか、死体だったので「ありました」という表現が正解かもしれませんが、とにかく自分たちでもホタルイカを見つけるという目標が達成されたので良かったです。
当初の青白い砂浜を見るという目標はこの際忘れましょう。
低い目標が達成できたので気分が良くなり帰りにローソンでご当地おにぎりとレッドブルを買いました。
結果だけ言うと、とろろ昆布とレッドブルが全然合わなかったのでレッドブルと食べ物を合わせようと思わない方がいいです。
その後、朝の3時半くらいにホテル着いてテレビをつけたら全民放放送終わってました。ホタルイカを見るのもラクじゃありませんね。
なお翌日から富山石川福井ツアーが始まったので余裕あれば綴ります。記録したいので。
さようなら。
ホーチミン・リライト①:PHO QUYNH(フォークイン)のフォーボーコー
こんにちは。新年度になって桜も満開だというのに寒いですね。
なので再度、暑い国の話をします。
昨年11月ベトナムのホーチミンに行き、そのことを日記に書いたんですが、
写真が反転してるし自分の旅行その他を記録するという意味合いで始めたブログにしては内容も薄すぎたのでリライトすることにしました。例によって自己満足です。
リーマントラベラーにはもはや定番の金曜深夜羽田発の便で向かいます。
ホーチミンに限らず金曜深夜発東南アジア圏行きの便はだいたい土曜早朝現地に着いてそれから丸一日活動することになるので、飛行機でちゃんと眠れるかどうかは旅行の質に直結します。
なので客観的かつ理論的判断に基づき、羽田にてビールを摂取。すごくどうでもいいけど、色合い的に恐らく琥珀エビスです。
眠れば一瞬でタンソンニャット国際空港に着きます。眠れない場合は6時間ほど映画を観るか数独を解くなどして頑張ってください。
他国に空港を建ててあげるくらい金余りの国、日本。社会保険料下げてくれ。
タンソンニャット国際空港からホーチミン市中心部を繋ぐ鉄道はないので、バスかタクシーを使いましょう。
僕はタクシーに乗りました。仕事の隙間時間で海外に行くリーマントラベラーにとって時間は何よりも大切なので、多少多めに払ってでも何も活動できない「待ち」の時間を無くすべき、というのが信条だからです(バスに乗るの単純に怖かった)。
これが早朝のホーチミンです。あんなデカいカーペットを道端に捨てることあります????
こういうの、異国感あって非常にいいですね。
前の薄い記録でも書きましたが、ホーチミン初の飯は教科書通りフォーを食いました。
ここはフォークインといって、
モヤモヤさまぁ~ず2でも取り上げられたことがあるらしく、そのせいか日本人の間では特に知名度が高いお店です。
で、上の写真では確か牛肉のフォーを食べてるんですが、左側に置いてある別皿に大量に入っている葉っぱをこれでもかとスープに突っ込んでライム?を絞って食うと非常にうまいです。
名前も、どんな育てられ方したかも分からない葉っぱなので非常に不安はありますが(農薬まみれなんじゃないか等…)、香草のさわやかな香りがフォーにめちゃめちゃ合うのでホーチミン行ったら試してみてください。死にゃしません。
また、時系列ぶっとばすとこのお店には夜にも来まして、
これを食べました。
ビーフシチューベースのフォーで、フォーボーコーっていうらしいです。 日本のベトナム料理店ではあまり見かけないなと思って発注しました。
というか例によって下調べが雑すぎてこれは日本に帰ってきて知ったんですが、フォークインはこのフォーボーコーが名物のお店っぽいので食べといて良かったなと思った。
お味としてはビーフシチューがめちゃくちゃ全面に出てくるわけでなく、ちゃんとビーフシチューとフォーのスープがいい感じにマッチしておりくどくなくて簡単に言うとめっちゃ美味しかったです。あと、朝同様で別皿山盛りになった香草を入れると後味が一層さわやかになっていくらでも食べられる気がした。
333ビールをしこたま飲んだ後の締めとして食べたし、なにより5ヶ月前のことなのではっきりとした記憶ではないけど、だいたいこの表現で大きく外れてないと思います。
お店の場所はバンコク・カオサン通りのベトナムver.と言われるブイビエン通りすぐ近くのファングーラオ通り沿いです。バックパッカー街という場所柄か、白人や日本含む外国人観光客が多かった気がする。
なので1階のテラス席で食べていると物乞いや不要すぎるサングラスの押し売りがひっきりなしにくるけどそこは我慢しましょう。シカトしてれば勝手に消えますので。
書いてたらまたベトナム行きたくなってきた。
さようなら。
銀座でなまはげに会ってきました
こんにちは。春ですね。寝ても寝ても眠い。
なまはげって知ってますか??
大卒の僕がざっくり説明すると、秋田県出身で、悪い子をしばき倒す怖い怪異です。
そんななまはげになんと銀座で会えると秋田出身の仕事仲間に教えてもらったので行ってきました。
「なまはげ銀座店」。一切捻りのない店名で素敵です。
というわけで、来た。
エレベーター開いたらいきなりいて、いくらなんでもいきなりでは?と思ったけどこれは動かないのでなまはげの剥製だということがお分かりいただけます。
どうやら生きてるなまはげは毎日決まった時間にしか現れないらしいので、秋田料理でも食いながら待ちましょう。
これはハタハタの一夜干しとしょっつる漬けを焼いたものです。
一緒に行った秋田県民が「ハタハタは漢字で書くと魚編に神と書き、秋田県民にとってはそれだけ特別思い入れのある魚なんだけど山形の奴らが秋田に北上する前に掻っ攫うので困っている」と熱量持って語ってくれるのをなるほどねと聞きながら食べました。僕は宮崎出身なのでこの話の真偽の程は分かりませんが…
なんにしてもハタハタは美味しい。骨まで食える。しょっつる漬けは特に塩辛くてグッドです。そもそもしょっつるの原材料がハタハタなので合わないはずがない。豆腐に醤油かけて食べる冷奴が美味しいのと同じ仕組みですね。
これはキリタンポ鍋を作っている様子です。
完成。
文句なしに美味い。
セリの香りがいいし、はんごろしにされたお米に醤油ベースのスープがしっかり絡んでて最高です。
そもそも普通に生活しててキリタンポ鍋を食べる機会がまずないのでそういう特別感もあってとてもいい。
そんなこんなで秋田料理をつまみながら秋田の日本酒を馬鹿みたいに飲んでいると(酔っ払ったので他の料理は写真撮れなかった)、
???????????????????
これって???????????
これってもしかして????????
あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なまはげだ!!!!!!!!!!!
完全になまはげです。初めて生で見ました。
セオリー通り「悪い子はいねがー」って言ってくれるかと思いきや、「仕事をサボってる悪いサラリーマンはいねがー」という新橋銀座ナイズされた台詞を叫んでたのでそっと目を伏せました。
で、なまはげさんは各テーブルを回ってくれるので一緒に写真を撮ることも出来ます。近くで見たら普通に怖いけど。あと、ツーショットを撮るために肩を寄せ合ったら着てる蓑みたいなやつがチクチクしてかゆかった。
以上です。
かなり楽しかったので、なまはげに会いたいけど秋田まで行くのは面倒だという人は是非行ってみてください。
そういえばベッカムも来たことあるらしいです。
さようなら。
タイで食べたもの達まとめとワット・ポーでマッサージをうけた話
こんにちは。タイではいろいろ食べました。
以下その様子たちです。
「ほか」の部分はほぼ食べつくされてて何が何だか分かりませんね。右下は多分パッタイです。多分ですが。
コンビニで適当に買ったレッドブルです。
タイのコンビニではいろんな種類のレッドブルが激安で売られてます。なんでもレッドブルの創業者はタイ人らしく、その辺のなんやかんやでそんな感じになっているらしいです。情報が薄すぎて何も言ってないのと同じになってしまった。
ARL(エアポート・レール・リンク)の駅にある自販機で買った豆乳です。10バーツ(約40円)でした。バンコクには豆乳自販機がそこここにあります。クソほど蒸し暑いので手軽にキンキンに冷えた豆乳が飲めるのは嬉しい。
プーパッポンカリー。カニ肉と卵をいい感じに炒めたカレーです。甘くて辛くてうまい。
これはL‐アルギニンと亜鉛を含んだ何かしらのエナジードリンクです。男3人旅で絶対に補給する必要なかったと今更ながら思ってます。
国が国だけに結構な濃度でそういう成分入ってそうだしギンギンになって眠れなくなったらどうしようとか思ったけど、全然余裕で眠れました。要するにジュースだったということです。
これはタラートロットファイ・ラチャダーで食べたエビ炒飯です。普通にうまい。というか、この上に乗ってるエビが予想の3倍くらい美味しかった。背ワタはばっちり残ってたけどここはタイなので気にしたら負けです。
トムヤムクン。フクロダケたっぷりで美味しかった。フクロダケは美味しい。
トムヤムクン2。これもタラートロットファイ・ラチャダーで食べた。ひとつ前のと違ってこっちは海鮮まみれです。どっちも同じトムヤムクンだけど別ベクトルでうまい。
ちなみにこっちはインスタントラーメンみたいな麺が入ってました。チープだけどかなり美味しい。
ちなみにタラートロットファイ・ラチャダーは前回の旅行でも行ったんだけど、
あれから1年も経ってないのに人出が2倍くらいに膨れ上がってて、まともに歩くことすら困難だし中国人がブチ切れてるしで何なんだと思った。
ファミマで買った日本にはないおにぎり。
中身。全然美味しくなかった。米ネチョネチョの海苔シッケシケでお前本当に食わせる気あるのかよと思いました。
カオサン通りで飲んだココナッツシェイク。甘くて冷たくて美味しい。
本当はシンハーかチャーンでも飲みたかったんだけど、8年ぶりの総選挙期間とかで18時までアルコールは提供できないと言われて悲しかった。
ここで唐突にワット・ポーです。
ご飯の話題から180度話変わりますが、フットマッサージを受けましょう。
おっさんに足をゴリゴリやられた。
最後に両足の指を急に引っ張られて自分でもびっくりするような大きさでポキポキ鳴らされたので完全に指もがれたかと思った。でもなんだかんだ終わった後足が軽くなっててびっくりしました。
ワット・ポーでマッサージを受けるとよく冷えたお茶がもらえますよという話をしています。なんで汚物を持つ手の形になってるのかは不明です。
アイスミルクタイティー。
ガパオライスのエビバージョンみたいな料理。辛くて美味しい。
路上の至る所で売ってるキンキンに冷えたオレンジジュース。ビールでもないのに思わずカイジになるくらい美味しかった。
これはシンハービールです。
そしてこれはガイヤーンです。タイ語全然分かってなくて、焼き豚のつもりで注文したのに立派な手羽先がきてびっくりした。
これはなんだっけ。たぶんガパオライスです。
めちゃくちゃ辛い肉サラダ的何か。横の草と一緒に食べます。辛すぎて舌がバグったのか、ベトナムで食べたフォーみたいな味がして美味しかったです。
浅草橋にこれと同じ料理を出すタイ料理屋があるらしいので行って下さい。
このお店では結果的に飛びぬけてビールを消費してるやばいグループになりました。
というか今さらだけどタイのビールはシンハーもチャーンもレオも飲みやすすぎて無限に飲める。
酔っぱらって買った怪しいエナジードリンクでフィニッシュです。
バンコク、基本的に美味しいものしかないので定期的に行きたい。
さようなら。
バンコク:ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムでカオマンガイを食べたこと
こんにちは。昨日今日、東京は暖かいです。スプリングハズカム???
ここはバンコク市内のプラトゥーナムです。カオマンガイを食いましょう。
会場はここです。
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムっていう暗唱できるまで割と時間を要する名前のお店ですが、「ピンクのカオマンガイ」の二つ名で有名です。
確かに店員の制服や看板がピンク色で統一されていますね。ブランディング戦略は大切だと分かります。
ちなみに東京にも渋谷に支店があります↓
食べログ評価★3.59。すごい。
で、ここは現地の人たちの間でもカオマンガイの名店として有名なのでそこそこ並びます。この時も写真くらい並んでましたし、僕たちの後にも続々客が来てました。
とはいえ回転はかなり速いのでめっちゃ並んでるように見えても思ったより早く入店できるでしょう。
メニュー。一番左上の全然ピント合ってないやつが名物カオマンガイです。これを食います。
取り急ぎ、場を持たせるためにタイのローカルコーラ「estコーラ」で乾杯をします。味は普通のコーラです。
お店の入口付近では店員のお姉さんたちがひたすら鶏肉をさばいていますが、多少のハエは気にしないようにしましょう。ここはタイだぞ。
15分くらいでカオマンガイ先輩がログインされました。40バーツです。
食欲減退効果のある青いお皿での登場ですが、なぜ皿はピンクにしなかったのか。詰めが甘いのでは?
そんなどうでもいいことはさておき、青唐辛子が入ったタレをかけて食いましょう(食いましょう、と言いつつこの食べ方が正解なのかは分かりません)。
鳥のダシが効いたパラパラのタイ米と柔らかい鶏肉にさわやかな辛さのこのタレが非常に良く合います。うまい。暑くて食欲ない時でも余裕で2人前くらいイケる気がする。
これはぜひ定期的に渋谷店にも食べに行きたいなと思ったんですが、ここ本店で40バーツ(約140円)で食べられるカオマンガイが渋谷だと800円になると知り、躊躇いが生じています。
渋谷店は宮崎地頭鶏でも使っているんでしょうか?
で、このお店ではあと一皿気になる料理があったので追加発注しました。
これです。
雑に盛られたチョコレートプリンではありません。鳥の血液を固めたやつです。正式名称は忘れました。
やっぱ血生臭い味がするのかなという興味本位で頼んだんですが、血の嫌な臭いは少しもありません。というか、そもそも味がありませんでした。しいて言えばかすかな塩味です。
これ本当に食べ方が分からなくて、テーブルに置いてあった醤油入れみたいなやつの中身をかけて食べたらなぜかそれが黒蜜だったので最悪にマズくなってとても悲しかった。
結局正解が分からず、ずっと「なにこれ?」という思いが拭えないまま食べてました。誰か正解知ってる人いたら教えてください。
さようなら。
タイ国鉄に乗ってアユタヤのワット・マハタートで根っこに埋まった仏像の頭を見て来ました。
こんにちは。相変わらずタイの話です。せっかく行ったので。
今回の旅行ではスワンナプーム国際空港に着いたその足でアユタヤという場所まで行きました。ワット・マハタートという寺院というか遺跡にあるタイトルのものが見たかったからです。
↑つまりこれが見たかったということです。
突然ですがここはファランポーン駅です。タイ国鉄のターミナル駅で、バンコク中央駅と言われることもあります。
バンコクから今回の目的地であるアユタヤとかチェンマイに行くための電車が出るデカくてボロい駅です。
早速アユタヤ行きの切符を買いましょう。窓口の無愛想なおばちゃんに英語で言えば発券してくれます。
何も言ってないのにエアコン付の二等級車両があてがわれてたのですが、理由は謎です。1人なんと345バーツもしました。タイの物価に照らすとクソ高いのでは?
”Special Express”の表記がある通り、特急に乗ります。
ボロいファランポーン駅に改札など存在するはずもなく、ホームには誰でも入れます。開放的ですね。
並んでる電車も渋くて良い。JRが国鉄時代に使ってたやつの払い下げでは?というような車両ばかりです。
このチェンマイ行き電車(正確にはディーゼル車)に乗りました。肝心の車両が写ってないけどまぁいいや。
出発。
バンコク中心市街地を抜け着るまでは写真のように線路の数十cm横に人が住んでるやべーエリアが連なるので、牛歩みたいに進みます。
自転車の方が速いんじゃないかってくらいのスピードであまりに遅いので、切符に書かれたSpecial Expressの文言は何だったの????となった。
しばらく進んで中心部を抜けるとやっとそれらしいスピードで走り始めます。
そして、ここでなんとドリンクと軽食の無料サービスが来ました。
冒頭に書いた通り、スワンナプーム国際空港からノンストップでファランポーン駅に行ってその足で国鉄に飛び乗ったので、これが今回のタイ旅行初メシです。
まさかクリームパンをタイで食べることになるとは・・・
アユタヤが近付くにつれ車窓を緑色が占める割合が高まり、アユタヤはクソ田舎だと分かります。
着いたよ。
無事着いたので、念のためアユタヤ駅近くのお店でチャーンビールを飲みます。
仏像の頭は逃げないので急ぐ必要もない。
メシたち。
で、アユタヤ駅と目的地のワット・マハタートの間には川があるので、これをどうにか越える必要があります。
今回は渡し船に乗り、川を渡りました。
恐らくトゥクトゥクに乗ってしまう方が何も考えず目的地に着いてラクなんですが、アユタヤ駅周辺には「俺のトゥクトゥクに乗れ」と超しつこいトゥクトゥクドライバーが蔓延ってて、これが本当にウザかったから全員を無視した結果です。
このベテラン感がすごいばあちゃんが延々旅人を運んでます。運賃は一人5バーツです。
ちなみに、写真だと分かり難いけど船底には川の水が溜まってて大丈夫かよという気持ちになりますが気にしないようにしましょう。ここはタイだぞ。
対岸に着いたらgoogle mapを頼りにひたすら歩きます。
こういう、車が全力で突っ込んでくる交差点もタイミング見て渡りましょう。
轢けるもんなら轢いてみろの気持ちがあれば意外と突っ込めることが今回の旅行で分かりました。
20分くらい歩いたらようやく目的地であるワット・マハタートの標識が見えてきました。 めちゃくちゃ疲れた。皆さんは絶対トゥクトゥクに乗った方がいいです。
着いた。ワット・マハタートです。
ここはかつてビルマ軍に攻められ、その時仏像の頭や腕が破壊された様子がそのまま残っています。
詳細はワット・マハータート (アユタヤ) - Wikipediaを読んでください。ここに書くと長くなるので。
今回の目的である根っこに埋まった仏像の頭もかつてビルマ軍に破壊された仏像の名残で、それが年月を経て木の根っこに取り込まれたとのことです。神秘…
とはいえこのワットマハタート、割と広くて他にも破壊された仏像が敷地内に死ぬほどあります。目的の根っこに埋まった仏像の頭はどの辺にあるんでしょうか。分かりやすい目印とかあればいいんですが…
と思ったら開始3分で見つかりました。最大の目玉、超序盤に設置されてた。
別アングル。「仏像の頭部より上に立たないよらにお願い致します。」
特にこれといった目印とかないんですが、記念写真してる観光客が死ぬほどいるので見逃すことはないと思います。
思った以上にがっちりと根っこに埋まってて、感受性が死んでる僕でもなんというか、自然の力強さを感じました。
ちなみに目玉となる根っこに埋まった頭以外にも破壊された仏像がひたすら並んでて、これも結構壮観でした。
運よく破壊を免れた仏像もいます。良かったね。
ワット・マハタートおしまい。
ちなみにワット・マハタートの近くにはゾウに乗れる施設もあります。
一般道をゾウが悠然と歩いています。普通に怖い。
お尻です。
エレファント。
疲れました。次はタイで食べたものたちをまとめたい。
さようなら。
バンコク①:センセープ運河の水上バスでオオトカゲを見た話
こんにちは。花粉症がひどいため今週末はバンコクに行ってきました(バンコクは花粉が飛んでなさそうなので)。8か月ぶり2度目の訪問です。確かに花粉は飛んでないけど、クソクソ暑すぎて終盤はずっと花粉舞う日本に帰りたかった。
で、バンコクで色々食べたり見たりしたので何回かに分けてテンションが続く限り記録しときます。
※タイトル通り、記事の後半にデカめの爬虫類がいます。
僕は今バンコクのプラトゥーナムにいます。写真は日本にも店舗がある有名なピンクのカオマンガイのお店近くにあるセンセープ運河のピアー(桟橋)です。
↓ちなみに、ピンクのカオマンガイはここに詳しい。
ここから水上バスに乗ってワットポーやカオサン通りに行ったんですが、それはいつかの日記で書いたので今日はその辺に触れることはしません。ボートの話題で完結します。たぶん。
乗ったよ。
特に何も言ってないのにピアーのお姉さんが1日フリー乗船券を持って来たのでよく分からないまま200バーツを支払いました。たぶん得はしていない。
運河なのでチャオプラヤ川のように広くないですが、上り下りの水上バスが頻繁に行き来してます。
当然ながら運河の水は死んでいます。
船がスピードを出すと水飛沫が顔にかかることもありますが、死んだ水が目や口に入らないようにしましょう。絶対ヤバい病気にかかります。めっちゃ臭いし。
ちなみに運河の両脇はほぼ民家です。あまりプライバシーの概念がなさそうな住人の方が多いので、船から普通に生活が見えます。
だからと言ってみだりに写真を撮って良いワケではないです(僕は撮りましたが)。
で、ここからがタイトルの内容にあるオオトカゲを見た話になるんですが、運河にかかる橋をくぐる際にそれはいました。
僕の写真テクが終わってるのでこんなのしかないけど、橋の下の日陰でくつろぐオオトカゲです。ふてぶてしいですね。
もう一匹いた。こいつは完全に気取ってます。遠くを見ている。
水上バスを運転してたおっさんがわざわざ船を近付けて止まってくれたので今度はちゃんと撮影に成功。デカい。
夜道でこいつが前から歩いてきたら僕は泣いて逃げ出すと思います。勝てる気がしない(実際にはおとなしい性格らしいですが)。
ググってみるとバンコク市内にはオオトカゲが頻繁に出没するスポットがいくつかあるらしく、センセープ運河もその一つのようです。
こいつらは基本的に何でも食べるので、バンコクの下水道とかで大量発生してるネズミとか虫を食べてここまで育ったんでしょう。想像ですが。
で、「バンコク オオトカゲ」でググってみると
↑このようなサイトが引っ掛かりました。
このサイトによると、最近バンコクではオオトカゲが増えすぎて問題になっているようです。
今後バンコクでオオトカゲがもっと大繁殖したらわざわざ探さなくても会えるようになるかもしれませんね。それが良い事かどうかは分かりませんが。
次はアユタヤとかご飯とかを記録します。
さようなら。