新宿の激辛グルメ祭りで世界一辛いカレーを食いました
こんにちは。
「人混み」の代名詞こと新宿に来ました。
新宿はいつ来ても人があまりに多すぎてウンザリしてしまいますが、そういう時はハトを愛でましょう。ハトはかわいい。人間は……
なぜ新宿なんかに来たかというと、歌舞伎町で激辛グルメ祭りをやってるから行こうよと人に誘われたからです。
主に関東近郊から激辛メニューに特化したいくつかの飲食店がブースを出して、そこに激辛好きが集いお金を払って汗をかくという分かりやすいイベントです。
というわけで早速麻婆豆腐を食べましょう。横浜の京華樓っつー中華料理屋のものです。
勢いで頼んだ超激辛麻婆豆腐です。
今からすごくしゃらくさい事言いますが個人的に麻婆豆腐の辛さには辣より麻を求めるタチで、これは思いっきり辣に寄っていることが食う前から分かります。唐辛子の量よ。
これは友人が頼んだ普通の激辛麻婆豆腐です。違いは唐辛子がアホみたいにかかってるか否かなので、とりあえず唐辛子を振りまくって激辛に「超」の文字をプラスしとけというコンセプトの明確さに好感が持てます。
食べます。
「辛い」と感じる前に唐辛子があまりに多すぎて、砂を食っているかのようなジャリジャリ感がありました。というか言うほど辛くなくて、割と普通に食べられます。なんならうまい。ひき肉の美味しさもちゃんとあります。ただし汗まみれにはなるのでそこは覚悟してください。以上です。
麻婆豆腐の後は池袋から来てるカレー屋のブースに行きました。
「幻のインド料理」と銘打ってますが普通に目の前でカレーが大量生産されているので、幻ってなんだっけという気持ちになった。広辞苑を開きましょう。
で、せっかくだから「世界一辛いカレー」なる超強気な商品名のカレーを発注しました。「世界一」を謳うからにはエビデンスが絶必だろうと思って看板でそういう記述を探したんですが、特になさそうでした。まぁ気にせず食います。
食べ始めて10分くらい経ってコレです。辛すぎる。というか唇から食道にかけて刺すような痛みに現在進行形で襲われており、次の一口に進むのがめちゃくちゃ怖いです。
最初の3口くらいはなんならココナッツミルクの甘さが口に広がって全然辛くなくて、なにが世界一だよと軽口を叩くくらいの余裕があったんですが、後からジワジワくるしめちゃくちゃ長引くタイプの辛さでした。無理ですこれ。
一旦箸休めで友人が購入した激辛パエリアを食べます。本来これも相当辛いはずなんですが、世界一辛いカレーのせいで感覚がバグってたのか味がありませんでした。
その後も頑張って問題のカレーを食べ進めますが、無情にも白米だけが減っていき…
ここでギブアップ。
友人にも少し手伝ってもらいましたが、これ以上食べることができませんでした。ノリで頼んだくせにお残ししてすみません。ちなみに友人はこれを食べた直後辛過ぎて耳までバグったのか「音が聞こえ難い」と言っていました。あるんですねそういうこと。
で、激辛グルメ祭り会場を出た後も口から胃にかけて発熱と激痛に襲われていたのでどうしても甘くて冷たいものが食べたくなり、歌舞伎町を突っ切ってミニストップに行きました。ソフトクリームを摂取するためです。
そしたら、なんかしょんぼりした物体を手渡されました。
僕が認識しているソフトクリームとあまりに形状が異なっていたので、作ってくれた中東出身っぽい店員にびっくりした視線を向けたらいい笑顔で「アリガトゴザマス」と言われてしまいそれ以上追及できず、しょうがないので黙って食べました。とても美味しかったです。
その後はHUBで悪ふざけみたいな容量のジントニックを摂取したり、
なぜか五反田まで移動して(新宿にも店舗がある)凪のすごい煮干しラーメンを食べたりして始発で帰りました。
ちなみに激辛グルメ祭りは今週末も新宿でやるっぽいので行ける人は行ってみてください。僕はしばらくの間カプサイシンを見たくないので行きません。
さようなら。
札幌:羊ケ丘公園とラマイのスープカレー
こんにちは。晩春ですが真冬の北海道の話をします。
の続きです。
なぜこのタイミングかというと、放置してた下書きを発見したからです。
ここは札幌市内の羊ヶ丘展望台です。クラーク博士を見に来ました。博士がどこにいるかとか全然知らずに来たので頑張って探していきましょう。
と思ったら駐車場から開始5秒で見つけました。
もっとテンション上がるかと思ってたけど、「写真で何度も見た銅像と同じだな」という感想しか湧かなかった。でも観光地にある銅像って割と全部そんなもんですよね。
正直どうでもいい銅像なんかより、そのすぐ横に初心者向けのスキー体験コーナーがあってこれがめちゃくちゃ楽しかったです。当方スキー童貞につき平地なのに転びまくって全身雪まみれになったし翌日変な場所がマジな筋肉痛になったりもしましたが、無料(タダ)なので大量の中国人に混ざってでも絶対やりましょう。
ということを書きながら気付いたけど、初夏に知っても何の役にも立たない情報ですねこれ。また雪が降る頃になれば...あるいは……
で、羊ヶ丘公園にて平地スキーを楽しんだ後は近くにあったスープカレーの人気店ラマイ札幌本店に行きました。ピークを外して14:30くらいに行ったのに何組か待ちがあり、その人気ぶりに期待が高まります。
20分ほど駐車場に停めた車で待ってると店員がわざわざ呼びに来てくれました。
メニュー。トッピングの数が凄くてココイチみたいだなと思った。
というわけでチキンスープカレーを発注。1100円です。
かなりボリューミーですがこれで普通サイズです。いや、大盛だったかも。数か月前のことなので詳細忘れました。色々ままならない。
そしてこれは有料トッピングのアゲアゲブロッコリーです。店員さんの熱烈なプッシュがあったので頼みました。
これが天ぷらみたいな食感で香ばしくて、予想の5倍くらい美味しかった。今まで僕の中でブロッコリーはマヨネーズを食うための添え物って認識でしたが、油で揚げても美味しくなるんですね。知りませんでした。27歳になっても知らない事だらけです。
あとチキンスープカレーなので当然鶏肉が入ってます。これはとりあえず骨をとって身をほぐしつつサフランライスと一緒に食べようとしてる様子で、案の定超美味い。
ちなみにチキンは煮込まれまくってホロホロになっているので、死ぬほど簡単に肉と骨が分離します。気持ちいいので手持無沙汰なときはずっとこの作業してたいなと思いました。
割と辛かったことに加えスープのボリュームが思ったよりヤバかったので、ご覧の通り男子中学生ばりに短時間でティッシュを消費しつつ完食しました(このあと残ってるスープもイッキした)。
美味しいカレーから脈絡なく悪人が死んですぐ行く場所みたいな写真ですみません。ここは地獄の入り口ではなく、ラマイのトイレのドアです。
完全に蛇足なんですが、あまりにホラーだったので爆笑しながら思わず写真撮ってしまいました。照明の具合もノーフィルターでこれです。カレー屋さんのトイレがこんなに怖いことあります?????
そしてこれは全然関係ないけど新千歳空港で食べたうまいソフトクリームです。
これも関係ないけど空港で食べたジンギスカン串と北海道クラシックです。羊肉は美味しいですね。
さようなら。
宮崎に帰省しました(豊吉うどん、The BEACH BURGER HOUSEなど)
こんにちは。10連休、絶対に終わらないでほしい…
マイホームプリフェクチャー宮崎に1週間くらい帰省しました。
旅行はさておき帰省で飯の写真とか撮る習慣全然なくて、写真少ないです。大した問題ではないでしょう。
いきなり宮崎に全く関係ない話でアレですが、羽田→宮崎の飛行機から富士山がバッチリ見えたので写真載せます。前から思ってたけど雪を被った富士山てデカめのフジツボみたいですよね。そう思いませんか??
ここは宮崎市民おなじみの豊吉うどんです。
とかくコシが強いうどんを良しとする風潮が日本全国であるけど、宮崎のうどんには(基本的に)コシという概念は存在せず、米寿や白寿の老人でもするする食えるくらい柔らかいのが特徴です。宮崎県民にとってうどんと言えばコシもへったくれもないこれがスタンダードだと僕は勝手に思ってます。
福岡のうどんもそんな感じなので、これは九州のうどん全体を通して言えることかもしれません。調べてないので確かなことは分かりませんが。知りたい人はググりましょう。
豊吉うどんはご覧の通り超安いので500円あればかなり満腹になると思います。
というわけでごぼう天うどんを食います。煮干しが効いたダシが完全にうまい。ごぼ天も美味しいけどつゆを吸いすぎると満腹中枢を刺激するだけの装置と化すので気をつけてください。
うどん終わり。
そしてこれは宮崎の夜です。スナックや風俗店が入ってる雑居ビルで消防車が出動しないといけないような何かがあったらしく、GWの人出と相まってお祭りみたいになってた。
ちなみにスナックと言えば、宮崎は人口当たりのスナック件数が日本一なので観光で来ても田舎の割に飲み方面で困ることは少ないと思います。玉袋筋太郎も褒めてたし。風俗方面は知りません。知りたい人はググりましょう。
あと、奥の消防車のフロントガラスに映ってる「うどん」の文字は宮崎が誇る釜揚げうどん「五味八珍」の看板です。美味しいので宮崎に来たら行きましょう。
そういえば宮崎市内の一ツ葉海岸にあるThe BEACH BURGER HOUSEにも行きました。
一昨年出来た新しめ且つおしゃれなハンバーガー屋で、公式サイトも宮崎のお店と思えないくらい力入れてるので見てください。
食べたハンバーガー。単品で1000円します。
パテは肉厚だし野菜もシャキシャキしててかなり美味しいけど宮崎にしては強気の価格設定で、これ客が来るのかよと思ったらGWということもあってか大行列が出来てた。宮崎は元気です。
あとここの会計クレカでしたんだけど、さっきネットで明細見たら「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の会社名で請求予定だったので、やはりというかシェラトンがやってるバーガー屋さんのようです。
ちなみにお店のすぐ横が砂浜になってるのでバーガー片手に太平洋の向こう側にあるアメリカ西海岸に想いを馳せることも出来ます。
本当はまだいろんなお店で飲み食いして地元にお金を落としたんだけど、本当に全然写真がなかったのでここまでです。無念。
あ、Uターンラッシュの宮崎空港ではマンゴーがマンゴーを試食させてました。超うまい。
さようなら。
松陰神社前のニコラス精養堂・三軒茶屋のバッティングセンターなど
こんにちは。羽田空港で飛行機待ち中なのでスマホで日記書いてます。
友人と松陰神社前で食べ歩こうという話になり、行ってきました。昨日。
着いた。ここは東急世田谷線の松陰神社前駅です。東京では珍しい2両編成のトラムっぽい電車が走ってます。レトロでいいですね。愛嬌というか癒しがあるし、もう東京の電車は全部これにした方がいいと思います。東西線とかも。
そしてここはその松陰神社前駅から徒歩5秒の場所にあるニコラス精養堂というパン屋さんです。
創業100年の老舗で、近頃流行りのおしゃれパン屋というよりはジモティーの生活に根差してる方のアレです。見りゃ分かると思いますが。
早速買って食いましょう。
松陰神社前ということで、半田ごてで「松陰」の刻印が押された松陰あんぱんがあり、脊髄反射で購入しました。
中にはまだ温かい白あんがたくさん詰まってて美味かった。1つ100円です。
シベリアも売ってて、ちょっと前の金曜ロードショーで風立ちぬやってたこともありこれも脊髄反射で買いました。
店のそばにお腹を空かせた子供がいたらあげようと思ったけど、いませんでした。松陰神社前にはお腹を空かせた子供はいません。いい街です。
駅から松陰神社方面に歩いてたら発酵食品特化店舗があって、すぐ飲める甘酒も売ってたので買って飲みました。
優しい甘さで甘すぎずうまいんだけど、この写真、光の具合で肝心の甘酒がよく分からない感じになってますね。
さらに進むと明らかに老舗感漂う肉の染谷っていうローカルな肉屋があり、めっちゃ揚げ物類を売ってたので買い食いしました。
それがこのチキンカツとエビだんごです。2つ合わせて200円くらいでした。
チキンカツは大山どりで普通にうまくて、エビだんごもプリプリしててかなり美味しい。
そんな感じでお腹いっぱいで眠くなってきた頃合で松陰神社に着きました。
吉田松陰さんです。
あんまり吉田松陰さんの予備知識なかったんだけど境内の紹介文に「アメリカ軍艦に潜伏しようとして捕まる」みたいな文章あって、めちゃめちゃトガってるじゃんと思った。
あと、境内には謎にけん玉や輪投げができるゾーンもあるのでやりましょう。正直ここが1番楽しくて、10分くらい遊んだ。
これも吉田松陰さんですが、ミノムシがとんでもない所にくっついてたせいで一人称が「オデ」な地元イチの馬鹿みたいになってた。あんなにトガってたのに……
神社を散策したらお腹が空いたので今度はオシャレなパン屋に行きました。
恐らく松陰神社前で1番人気の有名店、ブーランジェリースドウです。そしてこれはブーランジェリースドウに入場規制がかかってる様子です。パン屋で入場規制てすごいですね。
ともあれ惣菜パンを無事ゲット。名前は忘れたけどチーズとハムの美味しいやつです。美味しい。
あとここは食パンが特に有名っぽくて、店内で店員さんが客に予約は一ヶ月待ちみたいなこと言ってて、食パンを一ヶ月も待つやついるのかよと思いました。
パンを食べてウロウロしてたらとんでもない世界観のCDショップがあったので思わず写真撮りました。
エルビスとセカオワって絶対食い合わせ悪いと思うんですが、皆さんはどう思いますか???
駅近にバッティングセンターがひっそりあったので行きました。
肉のハナマサが入ってる古いビルの屋上にあります。バッターボックスが3つしかない小ぢんまりとした施設で、なんというかNHKの72時間で取り上げて欲しい場末感だった。
結論から言うと85キロですら全然打てなかったけど楽しかったです。
いいゴールデンウィークを。
さようなら。
北陸④:福井のご飯 八助のおろし蕎麦・ヨーロッパ軒のソースカツ丼など
こんにちは。
個人的47都道府県の中で存在感のない県トップ3に入る福井県に行きました。絶対言う必要ないけど残りは島根と岐阜です。でもいつか行きたい。
そんな訳で福井県には眼鏡と原発と鯖街道のイメージしかなかったんですが、大根おろしをかけた越前おろしそばなる郷土料理が有名らしく、食べログで評価高かったこの店に来ました。勝山市の八助です。
ここです↓
メニューは主にこの4つしかなくて、左上がこれから食うものです。
一人前が少ない上に大盛りがないということで、2人前頼みました。鰹節がガッツリ乗ってて高まります。
大根おろし入りのツユをバシャーっとかけて食いましょう。
喉越しが良すぎて、そばと鰹節とネギと大根おろしが一つになった美味い物体が速攻で胃に消えていき、一人前が3分くらいで無くなるので注意して下さい。ちなみにこの時はお昼前なのに観光客で割と混んでて、席に通されるまで20分くらい待ってます。
コレかなり美味いので、時間帯によっては多少並ぶかもしれませんが福井に行く機会があれば寄ってください。福井の中でも辺鄙なロケーションですが、そこは運転を頑張りましょう。
あと、この八助から車で15分くらいの場所に福井県民なら誰でも知ってると福井出身の先輩が教えてくれたラブリー牧場の販売店があったので寄りました。名前……
「ジャージー牛乳」のフォントがホラーで不安になりますが、特に怖いことは起こらないのでビビらず入店してください。
入店してお金を払うと、ホラーから一番遠くにある物体こと甘くて美味しいソフトクリームを食べることができます。
あと、福井が県全体で恐竜をPRしてることもあり、ラブリー牧場ではこんなクッキーも売ってました。
なんとなくで物言うけどゴジラ関連商品として新宿のTOHOシネマズあたりで売っても違和感なさそうですね。というかこれ完全にゴジラじゃないですか?大丈夫???
ちなみにこのクッキーは福井来県記念として東京に戻ってからお茶でも煎れてゆったり食べようと思ってコートのポケットに入れて持ち帰ったんですが、
帰宅する頃には土くれみたいになってて悲しい気持ちになりました。美味しかったけど。皆さんはクッキーをポッケに入れて持ち運ばないようにして下さい。
ところで福井にはソースカツ丼という名物料理もあり、このヨーロッパ軒がその元祖とのことなので行きました。県内に十数店舗展開する福井の超有名ローカルチェーン店です。
俺らが元祖だぞ、と主張しています。
そしてこれがソースカツ丼です。
キャベツなど入っておらずソースに浸されたカツと白米のみで構成されている思い切りの良い料理。
割としっかりソースに浸されたカツには揚げたてのあの食感はないけど、しっとりしててこれはこれで美味いです。白飯に合います。
食うもの食ったし満腹になったので東京に帰りましょう。
帰りの新幹線ではぶりのすしとホタルイカ素干しを食べました。
うまい!
でもホタルイカ素干しの味が激烈に強くて一緒に食べてるもの全部ホタルイカ素干し味になるのでそこだけ気を付けましょう。
さようなら。
北陸③:富山ブラック(西町大喜)と氷見のきときと寿司など
こんにちは。はやく真夏になってほしい。
ホタルイカの身投げを頑張って見た翌日の寝起きですが、富山駅内「西町大喜」で富山の名物ラーメン富山ブラックを食いましょう。一応この大喜が富山ブラック発祥のお店ということになってるみたいです。諸説あるようですが。
富山ブラックです。当たり前だけど黒い。もともと黒い富士そばをバカほど煮詰めたらこんな色になりそうですね。
二郎みたいな太麺。
味の感想としては、スープを見てもらえればわかる通り醤油がクソほど入ってるので強烈に塩辛いです。なのでレンゲが付いてきません。スープは飲み過ぎるなということでしょう。実際高血圧の人はしねると思う。
あと、メンマはメンマで噛めば噛むほど塩味が湧いてくる奇跡みたいな代物だった。
そもそも体を動かして汗をかく肉体労働者向けに考案されたメニューという側面もあるらしいので、寝起きに食うものではないです。
その強烈な塩辛さゆえ人を選ぶと思うけど僕は好きでした。
あとこれは蛇足ですが、並・大・特大で値段の上がり幅が見たことないくらい急勾配で笑いました。塩分ヤバいからあんまり量は食うなという店側からのメッセージでしょうか??真相知ってる人いたら教えてください。
地場の有名回転寿司屋、きときと寿司の本店に来ました。きときととは「新鮮な」という意味の富山弁です。語感がかわいいですね。
桜エビ・白えび・ホタルイカ。
忘れたけど、確かホウボウ。きときとホウボウ。
氷見のブリとしめ鯖。
うっぷ。
他にものど黒やらなんやら食べたいものを食べたいだけ食べて、ハンドルキーパーに見せつけるように瓶ビールを2本ほど飲んだけど1人3000円くらいしかかからなかった。美味いし超安い。
唐突ですが金沢に移動します。
ここは香林坊近くにある、金沢在住の友人がレコメンドしてくれた海鮮居酒屋です。
友人お勧めのお店に対してこういうのもなんですが、個人的には完全に無理なノリのお店でした。どんな顔してこの注文会計指南を作ったんだろうとか想像するとかなりキツい。
まぁ料理が美味しければなんでもいいや。
これはハマグリとまんじゅう貝とハタハタとイカバターを七輪で焼く前のものです。
まんじゅう貝は初めましての食材だったけど、金沢では割と流通してる二枚貝らしいです。貝殻だけを見るとホンビノスガイっぽい。
そしてこれはガスエビの刺身。
甘海老みたいにねっとり甘くておいしい。というかガスエビの存在もこの時初めて知った。足が早すぎて石川県外にはあまり出回らないらしいので金沢観光の際は絶対食べましょう。
地場のフグのひれ酒です。
ひれの風味が少し弱かったので、さっきのガスエビヘッドを七輪でカリッカリになるまで焼いて追加投入したらいい感じに美味しくなった。なんでもやってみるもんですね。
で、まんじゅう貝。味はハマグリに似てて、プリプリで超美味しかった。
じゃあもうハマグリ食えばいいのではという説もあるけどそういうことではないです。
他にも蟹味噌とかカニサラダとかせっかくの金沢だからってことでカニを軸にいろいろ食べたけどアルコールが回って写真撮ってませんでした。無念。
ノリが無理とか色々言ったけど料理は割と全部美味しかったので金沢行く機会がある人は行ってみて下さい。川端鮮魚店ってお店です。
あとは福井でも蕎麦やらソースカツ丼やら食べたのでまた記録します。
さようなら。
北陸②:富山県の「能作」で錫製ぐい呑作りを体験しました。
こんにちは。突然ですが日本酒って美味しいですよね。
特に夏場よく冷えた日本酒を熱伝導の良い錫製ぐい呑で飲むとめちゃくちゃ美味しくないですか?美味しいですよね?
さらにそれが自分で作ったオリジナルぐい呑ともなれば美味しさが極まりすぎて幸せのメーターがカンストするんじゃないでしょうか?
そう思ったので、実際に作ってきました。
ここは富山県高岡市にある能作という錫製品メーカーのオフィス兼即売所です。
この段階でスタイリッシュさが凄い。北陸のド田舎とはとても思えません。表参道にあっても余裕で闘える店構えだと思います。表参道全然詳しくないけど。
即売所ではご覧の通りクオリティ高い錫製品が所狭しと売られています。
これは錫製ドラえもんグッズです。藤子・F・不二雄が富山県出身だからその辺のアレでしょう。
ここでは錫製タンブラーで高岡の名水がなんと飲み放題です。
水の味とかよく分からないけど、めちゃめちゃ冷たくてうまい。
店内には表参道にありそうなカフェも併設されています。
せっかくなので飲み食いしました。
錫製の皿に乗っているのはヨモギのベーグルです。
桜の花も添えてあって目に鮮やかですね。表参道のパン屋さんで出てきてもおかしくない写真映え具合です。
ベーグルの中には桜餡が入っていました。うまい。
で、錫製品作り体験はカフェ同様店内に併設されたここ"NOUSAKU LAB"でできます。
つくるモノにもよりますが、ぐい呑の場合は所要時間90分で、費用は一人4000円です。
はりきってやりましょう。
やっています。たぶんこれは錫を流し込む型を取り終えたところです。
流し込む錫です。どろどろに溶けてます。
流し込みました。固まるまでしばらく待ちましょう。
待った結果固まったものがこれです。我ながらきれいにできてます。100点。
これは一緒に作った先輩の作品。どういうわけか、底がありません。0点です。
底がない以上ぐい呑としての機能は1ミリも果たせず、要するにこの人は謎の錫製オブジェを約一時間かけて作っていたということです。オブジェはそのまま鍋に放り込まれどろどろに溶かされました。さようなら…
ちなみに失敗しても、ぐい呑が必ず1つもらえます。「金魚すくいで一匹も取れなかった子どもみたいですね」と言ったら先輩はふて腐れてしまったので、皆さんは常日頃から言葉を選んで発言しましょう。
僕はオブジェでなくちゃんとぐい呑を作っているので、これから飲み口部分にできたバリを取り除きます。
やっています(職人さんが)。
その後は2種類のサンドペーパーとスチールウールで全体を納得いくまで磨いて完成です。スチールウールって理科の実験で燃やされるためだけに作られてると思ってたけど、こんな使い道があったんですね。学びです。
素人作業なのでどうしてもムラができるというか、あたりまえだけど売り物のように綺麗なものは出来ません。
でもこれがオリジナリティというものなんでしょう。ムラの一つ一つが自分にしか出せない、自分だけのアジです。SMAP...
ちなみにまだこのぐい呑使ってないんですが、夏のボーナスが出たらちょっといい日本酒を買って飲む予定です。
その後は近くの展望台に上って砺波平野名物の散居村を見て、石川・福井方面に旅立ちました。
さようなら。