富士山の2合目でキャンプしてきました
こんにちは。年の瀬なので、11月下旬の話をします。
富士山の二合目でキャンプしてきました。
会場はココ↓です。
標高1200mだから絶対東京の5倍くらい寒いよなでもいうてまだ11月だしそこまで大したことないんじゃ?みたいな何も考えてないのと同じテンションで行ったら、
キャンプ場に向かう道中で予想の100倍くらい雪があってマジかよと思いました。
ちなみに雪が積もってるなんて一ミリも考えずに東京で借りたレンタカーなので普通にノーマルタイヤです。これで事故ったら説教案件ですね。
どうにか事故らず到着。買い込んだ食材や酒を出します。
まだ日が高いですが乾杯しましょう。
寒すぎて、放置すればするほどビールがキンキンに冷えるという逆居酒屋現象が起こってます。マジで寒い。
一刻も早く温かいものを体に入れないとしにそうです。
そんな思考で雑にソーセージを焼いています。この人は寒すぎたのかソーセージ焼きながら暖を取ってます。
そういえばインターネットの片隅に「冷凍コロッケを直火で焼くと旨い」というインフォメーションがあったのでそれを全面的に信用し、1も2もなく実行しようとしている様子です。
焼いています。
ススにより見た目は終わってますが、うまい。
けどどうしても焼き加減にムラがあるというか、こんだけ表面焦げてても中身は冷たいみたいな謎現状が起こっているので改善の余地があると思いました。
そうこうしているうちに日が沈みます。富士山2合目からの景色、マジでいい。
富士山2合目でキャンプをすると富士山を近くで見ることができます。知っていましたか?
火力アップ。
スペアリブさんがログインしました。
スペアリブさんがいい感じになるにつれ急速に日が暮れてきました。
ここでししゃもさんがログインします。もはやスマホの明かりなしでの調理は不可能な暗さに。ライトくらい用意しとけ。
あまりに寒すぎて体温を上げる方向にアルコールが消費されるせいか、ビールを何本飲んでも全く酔わないというとてつもない現象が発生しています。
昨年のキャンプではいよいよなフリーターが食ってそうな具なし焼きそばを作りましたが、メンバー全員その時から1歳年を取ってその分お賃金も上がっているため、今回は豚の細切れがトッピングされました。
激しくうまい。
ところで、真冬のキャンプ場で作ると最強に美味しい料理知ってますか?
答えはビーフシチューです。作ります。
作っています。
薪の火力がハンパなくて一瞬で煮える。
この手ブレ具合から、夜の富士山2合目がどんだけ寒いか分かると思います。
東京じゃ無敵の暖かさを誇るカナダグースのダウンがまったく仕事しない寒さです。
せっかくなので、以前ベトナムのホーチミンに旅行した際に食べたフォークインっていう有名店の名物料理「フォーボーコー(ビーフシチュー味のフォー)」を再現してみました。手順は普通にビーフシチューを作ってそこにインスタントフォーの麺と粉末スープをブチ込むだけです。
結果としてビーフシチューの味が全てを飲みこむのでただただ米粉麺が入ったビーフシチューが完成します。普通に美味しいんだけどフォーボーコーの再現は要再検討ですね。
飲食が済んだら震えながら焚火を。
嘘です食は済んだけど飲は終わってなかった。というか繰り返しになるけど寒すぎてアルコールがないと本当にしにます。
キャンプ場でやる焚火って永遠に見続けられますよね。
ちなみに感情が高まり過ぎてあまりに火を大きく育てた結果、飛び散った火の粉により12月を前にカナダグースに穴がホゲたため、今年の冬は震えて過ごすことが決定しました。何事もほどほどを心がけましょう。
さようなら。
錦糸町:日本酒好きは時間無制限飲み放題の「LITTLE SAKE SQUARE」に行こう
こんにちは。年の瀬です。
風の噂で「錦糸町に日本酒が時間無制限で飲み放題の店がある」と聞いたので、即行ってきました。
会場はここ「LITTLE SAKE SQUARE」です。
錦糸町駅西口を出てすぐ見えるパチ屋の二件くらい左隣(駅から見てです)のビルの三階にあります。
入店と同時にお会計を済ませて、あとはテーブルに用意してあるお猪口とお皿を使って全てセルフサービスで好き勝手飲み食いしてくれスタイルです。
金額はその日の料理が何なのかに応じて変わるっぽいけど込々4000〜5000円の範囲という認識です。
テーブルにある今日の日本酒一覧。めちゃめちゃ種類ある。
冷蔵庫の中は宝の山です。
飲みます。日本酒は冷蔵庫前の台で注ぎましょう。
飲みます②。
飲みます③。
飲みます④。
この写真で他テーブルに氷結っぽい缶が見切れてますが、日本酒以外のお酒も各自コンビニなんかで買って持ち込み自由です。懐が広い。
この日はお寿司とおでんが食べ放題でした。
寿司もショボいネタ(人によって何がショボいのかは異なりその辺がとても怖いので具体例は示しません)とかじゃなくてホタテや赤貝っぽいやつに加えてウニなんかもあって割と日本酒と戦えるそれなりのネタが揃ってます。
食べ放題なので食べまくります。貧乏舌なのでとびっこがうますぎる。100貫食べたい。
デンオー。味は普通。
どこかのタイミングで同じグループにいた高知県出身者からこういうものが持ち込まれました。
これはべく杯と言って高知のお座敷遊びでよく使われる日本酒専用の杯らしく、特徴は「飲み終わるまで卓に置けない」事です。
詳しくいうと天狗は普通に鼻がアレして置けず、ひょっとこは口に小さな穴が空いているため常に指で塞いでおく必要があり、おかめは物理的には全然置けるんだけどなんか女の子は可哀想だから顔を下にして置くな、という事らしいです。酔っぱらいながら講釈を聞いたのでうろ覚えですが。
飲み終わるまで手放せない杯が導入された以上、必然お酒のペースは上がります。さらに高知のお座敷遊びには返杯という飲ませてもらったら相手にも飲んでいただくというアル中大歓喜な文化があるため、酒の勢いに拍車がかかります。
そしてここで注意が必要なのは酒の勢いに任せて他のお客さんの迷惑になるくらい馬鹿みたいにはしゃがない事と、酒と同じ量の水を飲み続ける事です。やってる事は限りなく緩やかなイッキなので、そうしないと多分普通に出禁を喰らいます。気をつけましょう。
23時閉店とかだったと思うんですが、その間際には店員さんが冷蔵庫からもう残りが少ない一升瓶を見繕って出してくれるので、それをひたすら飲み続ける事が出来ます。
この辺になると酒の許容量的にはだいぶキてますが、僕たちは頭がおかしくなっていたので閉店まで飲み続けました。
死にたくなければ休肝日を設けましょう。
さようなら。
佐賀:有明海のムツゴロウと海中鳥居など
こんにちは。東京は寒い。
ので、九州に飛びました。(よりにもよって)佐賀です。
佐賀空港へのアプローチの際に、有明海での海苔養殖がいかに大規模かつ整然と行われているかがよく分かる景色を見ることができるので、見ましょう。
というわけで着きました。九州佐賀国際空港です。「国際」と名乗る割に、「キレイ目な公民館かな?」くらいの規模感ですが、その辺はあまり気にしないようにしましょう。
空港内には先程空から見た有明海で育った海苔を販売する自販機が設置されています。
「トランクに100パー入るお土産。」ってけっこういいキャッチコピーですよね(買わなかったけど)。
突然ですがここは有明海の干潟です。
見渡す限り干潟ですね。この写真じゃ全く伝わらないけど、遠くで無数のムツゴロウが飛び跳ねているのが観察できます。
有明海の干潟には許可がないと入れないっぽくて、結果として水鳥の足跡なんかがめちゃくちゃそのまま残ってて面白かったです(護岸ギリギリから撮影)。
「有明海は気持ちE」。現場からは以上です。
で、さっきも書いたように有明海といえばムツゴロウだと思うんですが、干潟内に入れないとなると遠目に数百匹がぴょんぴょん跳ねているのを確認するほかなくつまんねーとか思ってたらすぐ横に「鹿島市干潟交流館」っていう施設がありました。
ここにはムツゴロウほか有明海の生き物を展示するミニ水族館があり、なんと無料で入館できます。
ムツゴロウ接写です。見た目トビハゼとほぼ変わらない。
ミニ水族館はこの規模感です。
規模感。クラゲやハゼやエイが展示されてます。
なんかデカい魚もいました。
デカい魚はどうやらスズキだったようです。
「㊟タナカではありません!」とありますが、さっきの「有明海は気持ちE」といい、なんというかギャグ(そもそもこれはギャグなのか?)のセンスが昭和過ぎて、誰かこれ書いた人に『もう平成も終わったんだぞ』と教えて差し上げてという気持ちになりました。
干潟から車を走らせること20分くらいでこのようなエモい風景の場所もあり、写真を撮っている人たちがたくさんいました。
大魚神社の海中鳥居でググりましょう(撮影時は干潮だったので海中感はあまりないけど、満潮時は足元が海に沈み、より写真映えするらしい)。
鳥居の近くにはこういうエモスポットも。大分麦焼酎二階堂のCMとか撮影してそうじゃないですか?僕にはビリー・バンバンのあの曲が聞こえました。
この干潟を有する佐賀県太良町は牡蠣の名産地らしく、海端を走っていると牡蠣小屋が割と切れ目なく連なっています。
焼いています。
何もつけなくてもいい感じにしょっぱくてうまい。ノンアルコールビールとよく合います。アルコールを含むビールにはもっと合うと思われます。
唐突に宿ですが、そういえばムツゴロウの丸干しみたいなやつを昼間買っていたのでした。
「千と千尋の神隠し」の劇中で高級食材っぽい扱いを受けて珍重されてたアレにしか見えないビジュアルですが、頭蓋骨の口触りの悪さを無視すれば日本酒によく合ういいおつまみでした。
あと佐賀では嬉野温泉の「和多屋別荘」って所に泊まったんですが温泉施設が最高だったので嬉野温泉行く人はみんな泊まってください。
さようなら。
渋谷ストリームのGoogle新オフィスに行って最高すぎる社食でランチを食べてきました
こんにちは。寒いですね。
色々あって「Google新オフィスに来ませんか?ランチも無料で振る舞われますよ」とお声掛けをいただいたので、その他すべての予定を差し置いて行ってきました。
というわけでここはGoogle合同会社の本社が入居する渋谷ストリームです。めちゃめちゃデカいビルですがオフィスエリアは全てGoogleがテナントとして入居しているため、天辺にはちゃんと"Google"ってロゴがくっついてます。
ストリーム内オフィスエントランスまでの道中には「グーグル」って書かかれた案内看板があるので分かりがいいです。
そしてここは5Fにあるエントランスです。広々としてて気持ちいい。
14階or15階からの展望です。渋谷ヒカリエが目の前に鎮座してます。スクランブルスクエアもできたし、渋谷は超高層ビルが増えましたね。東京に来て4年目だから勘で言ってるけど…
オフィス内の壁面アート。
「ぐ」印の鳥居の横でスーツを着た侍が宇宙だか涅槃だかに旅立ってたり、寿司ロケットが爆速で飛び回ったりしてます。情報量が多い。
ゲームコーナーも充実。息抜きにいいですね。
ダンスダンスレボリューションだってあります。世界レベルのSEの方がここで運動不足を解消したりするんでしょうか。
唐突にマジの信号があったりもしたんですが、これは理由を聞きそびれたので詳細不明です。
その他、自由闊達な会社には必ずある装備でおなじみの卓球台や
ビリヤードも完備しています。
これは日本におけるGoogle社の歴史を表した一枚絵らしいです。六本木ヒルズ時代からandroidの誕生、そしてこの渋谷ストリーム移転までの変遷と、来年に控えた東京五輪が表現されているとのこと。
オフィス内には要所要所に緑も配置され、スタイリッシュさに拍車をかけています。目にも優しいですね。
窓際にはこういう最高の仕事空間も。
あとこれは完全に余談ですがオフィス内では当然のようにゲスト用のフリーWi-Fiが通っており、これがビックリするくらい速い(気がする)ので行く機会がある人は試してください。
…というわけでようやくランチタイムです。
24階にある社員食堂。広いしキレイだしかっこいい。現場からは以上です。
社員食堂です② この手ブレどうにかならなかったのか。
社員食堂です③
社食には青山にありそうな雰囲気のパン屋さんも併設されてました。
なんだこれ。おしゃれさがカンストしている。
早速ですがビュッフェ形式なので、とりあえず目についた寿司コーナーに並びます。
これ全部食べ放題です。天国は渋谷の24階にありました。
多国籍企業なのでメニューには全て英語も併記されています。
他にもヴィーガンの人が食べても大丈夫なメニューにはその旨が記載されてたりしてて、なんというか色々とインターナショナルでした。
というわけで初手はサーモンとハマチとイカの握りに寛平巻きとおいなりさんをチョイス。このおいなりさんがぶっちぎりで最高に旨すぎて無限に食べられる気がしたので、Googleでご飯を食べる機会がある人はこのおいなりさんを必ず食べてください。
これ食べてる時、隣にGoogleシンガポールオフィスから出張で来てた社員の人が座ってきたので拙い英語で会話してみたんですが、「トーキョーオフィスはコレ(寿司)があるから最高!」と言ってました。G社シンガポールオフィスの社食に寿司はないそうです。そりゃそうだろって話ですが、各国に合わせた献立になってるんですね。
寿司をやっつけた後に食べたトマトカレー(ヴィーガンも食べてOKなやつ)。うまい。
サラダバーも超絶充実しています。
こうなりました。
ブロッコリーまで食べ放題なのが嬉しすぎてよく考えずたくさん取ったら、満腹感に殺されるかと思った。
ただの給水コーナーでこのオシャレさ。
渋谷のど真ん中の24階なので、社食からは東京の街が一望できます。
1日3食ここでご飯(もちろん無料)を食べることができるGoogle社員のQOL、一般庶民比で50倍くらい高そうですね。羨ましい限りです。
そういえば今回の訪問では一目でGoogleのオフィスに行ってきたことが分かるノートとペンをノベルティ的な感じでいただきました。超かっこいいので使わず保存したいと思います。
さようなら。
車に1ミリも興味ない人間が東京モーターショー2019に行った
こんにちは。内容は非常に薄いです。
僕は個人的に車には全く興味がなく、本体が高いうえにランニングコストも馬鹿にならないので必要に迫られない限り買う必要はないという主張を展開する派閥の人間です。
なんですが、仕事の関係で東京モーターショー2019の入場券を無駄に10枚くらいもらったので捨てるのも忍びないと思い、行ってきました。
ゆりかもめの新橋駅です。駅前で東京モーターショー2019の入場券を販売しています。
この日は土砂降りだったんですが、モーターショーのせいなのかデカいカメラを担いだ外国人をはじめとしてゆりかもめの乗車密度が非常に高く、簡単に言うと地獄でした。
そんな気持ちを反映したかのような雨模様の中、どうにか会場に到着。
今回の東京モーターショーは青海会場と有明会場の2ヶ所で実施されており、これは青海会場の方です。
そしてここは天下のTOYOTAブースです。
東京モーターショー2019におけるTOYOTAブースのウリは「市販予定の新車がない」ことらしく、未来感が漂うばかりで結局これは何なんだという気持ちが拭えない、写真のような車ばかり展示されてました。
あげくブース奥のステージ上ではクラブミュージックに合わせて近未来っぽい小型バスから降りてきたダンサーがキレッキレの謎ダンスを披露してて、照明も完全にクラブのそれなので、今この場で誰もテキーラショットを飲んでいないのが不思議な空間が完成しています。
絶対王者トヨタと、ブースの基本コンセプトを手掛けたであろう大手広告代理店の傲慢が混ざり合った結果必然こうなっちゃいました感が全面に出ており、本当にここは必見です。ぜひ立ち寄ってみてください。
以下、その他です。
ゴーン・西川絡みで色々あった日産の商業車ブース。救急車の中には
だいぶ重症のクマちゃんが座っています。かわいいですね。
この重症っぷりは日産自動車株式会社の現状の隠喩か、あるいは…
そしてこれは日野自動車ブースに展示されていた自動運転の集配サービス車両です。未来感が凄い。
急ですが別日の有明会場です。
無駄にチケットが余っているので晴れた日に改めて行きました。この会場にはどっちかというと市販予定の新車がメインで展示されています。
BMWのカッコイイ車。
これもかっこいいですね。発売されたら買っちゃおうかな。
お値段約2600万円。本当にありがとうございました。
気を取り直してここはレクサスブースです。
なんだこれ。
映画「アイ、ロボット」でこんな車が大破するシーンがあった気がするし、そんなシーンなかった気もする。
というかレクサスブース平日の昼間なのに人多すぎて、世の中にはこんなにレクサスの購入を検討できるだけの富裕層が存在するのかよと、少なからずショックを受けました。
ベンツブースです。
ベンツブースにはベンツのカッコイイ車がありました。詳細は不明です。
そういえば、冒頭で書いたように今回のモーターショーは青海・有明の少しだけ距離がある2ヶ所で開催されているため、その2会場をつなぐ道をセグウェイ的乗り物を体験試乗しながら移動できるとのことだったので、そこにも行ってみました。
早速受付を済ませて試乗しましょう。
「いやディズニーランドかよ」とツッコんだ後、ゆりかもめに乗って新橋に帰りました。
東京モーターショーに車に1ミリも興味がない人が参加するとこうなります。
さようなら。
五反田:「あげ福」の極上ロース定食はめっっっちゃ美味しいけど胃が終わる
こんにちは。短いです。
五反田で和牛ステーキないしハンバーグの名店と言えば「ミート矢澤」で満場一致だと思います。
では豚肉、特にトンカツはどこで食べるのが正解でしょうか。
答えは目黒川沿いの「あげ福」です。
最近公正取引委員会の調査を受けたことでもお馴染みの食べログさんで「百名店2019」に選ばれた、まごうことなきトンカツの名店ですね。
山手線と浅草線の五反田駅から歩いて5分かかるかかからんかって場所にあります。池上線駅からだともっと歩くかも。
ところでこの「あげ福」、決して安くはありません。むしろランチでこの値段はかなりお高い部類に入るのでは…
ともあれ中途半端なメニューを頼んでも面白くないのでこの中でも割と高い「極上ロース定食」を発注しました。
「※カロリー等が気になる方は、衣をお外し致します。」ってあるけど、カロリーが気になるから衣外せって言うような人間がトンカツ屋に来るんでしょうか????????それもうポークソテー屋に行けばよくない???????
とか思いつつ20分ほど並んでようやく入店。小奇麗な店内には「精肉卸ヤザワミート特約店之印」が誇らしげに掲げられてます。要するにミート矢澤の別形態店舗ということです。
だからミート矢澤の真横に店を構えてたんですね。知りませんでした。
店外の行列に並んでる間にお姉さんが注文を取ってくれたので、着席してからは10分足らずで発注したものが届きました。
「極上ロース定食(税込¥2640)」です。普段職場近くのファミマでランチ代として800円とか使ったら明日は節制しようと思ってる僕からしたら清水の舞台から飛び降りるような重大決心での発注です。
肉はうっすらピンク色で衣も軽く、完全に美味しい。
完全に美味しいんだけど、僕が頼んだ極上ロースは脂身の量もかなりパンチきいてて、食べ続けてると最後の方は胃がしんどい感じになってきます。
あと、この店はトンカツにトリュフ塩をつけて食べるとさらに美味しいと前情報として聞いてたのになんかもう今はトリュフ塩出してないらしく、その事実にテンションがめっちゃ下がりました。
…とはいえそもそもの味が相当いいので、脂身にやられつつも付け合せの山芋漬物に頼って口の中をさっぱりさせつつどうにか完食。満足感と満腹感が一周回って色々破裂しそうです。
この後は目黒でアポがあったのでどうせ一駅だしなとか思って五反田から目黒川に沿って歩いてみたんですが、3回くらいロースカツが口から「こんにちは」しそうでした。極度の満腹時に散歩するのはやめましょう。
そして次この店に来るときは脂身が少なそうな極上ヒレ定食を頼んで、最後まで美味しくいただきたいと思います。
さようなら。
静岡:全国のサウナーが目指す聖地「サウナしきじ」に泊まってきました
こんにちは。長いです。急に寒いですね。
そんな中、友人から突然こんなLINEが来ました。
「今日の昼くらいに静岡むかってしきじ泊まって明日の朝かえってくるってどう??」
泊まりがけ小旅行の誘いをその日の朝(しかも決して早朝じゃない)にするってどうなの?????とかいう疑問はいったん置いときましょう。
ここにある「しきじ」とは静岡県が全国に誇る名サウナ「サウナしきじ」のことです。
↑ここ。
↑このように日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」でもイキタイ人が多いランキングで全国6212サウナ中堂々の第一位を収めている、サウナ好きの間では知らない人はいない超絶有名サウナです。
これは行くしかない。
というわけでマジのマジで行くことに。
あのLINEが来て1時間半後にはもう東京駅にいました。身軽に生きましょう。
新幹線で・食べるじゃがりこ・めちゃうまい(字余り)
東京→静岡の新幹線からは、あの日本大学国際関係学部の看板もバッチリ見えます。
ついでに写っている後ろのデカい山は恐らく富士山ですが、雪を被ってないとただのデカい山でしかないですね。富士山を富士山足らしめているのは冠雪だとよく分かります。
車窓を楽しんでいたら東京駅からわずか1時間で静岡駅に到着。はやい。
そして静岡駅前が思った以上に都会で腰を抜かすかと思いました。なんだあのビル。
フットワークがイカれすぎてて結果的にお昼ちょい過ぎくらいに静岡に着いちゃったんですが、しきじには午後5時以降に入館しないと泊まれないので名物料理を食べつつ時間を潰すことに。
これは静岡駅からレンタカーで5分くらい走った場所にあった静岡おでんのおがわさんです。
静岡おでんはヤケクソみたいに黒い出汁に浸かったおでんだねに魚粉と青海苔みたいなのを散らして食います。うまい。一本100円するかしないかくらいの手軽さも嬉しい。
そして、折角静岡来たならアレは外せないだろうということでアレを食いに行きました。
「皆さんご存知のアレ」こと、さわやかのげんこつハンバーグです。
相変わらずいい眺めだな~~~~~~~~~~~~~~
そしていい色。
ネット記事を中心に話題になり過ぎ感もあるのでいっそ逆張りして「あんまり美味しくないよ」とか言っといたほうが通っぽいのかもしれませんが、完全にうまい。
御殿場とかの東京に近い店は観光客が群がるため週末普通に180分待ちとかなります。なので、こうやって割と東京から離れた静岡市内のお店に来ればあんまり待たずに入れます。使える人には使えるライフハックです。
ちなみに以前、このハンバーグを食うためだけに東京からレンタカーを借りて静岡に来たこともあります↓
(読まなくてもいいです)
…とかやってたらいい時間になったのでいよいよしきじに向かいます。
静岡駅からタクって10分ちょっと。遂に、全国のサウナーが目指す聖地「サウナしきじ」に到着しました。ボスの城みたいな貫禄のある建物です。
ちなみに「しきじ」とはこの辺の地名らしく、タクシーの運ちゃんに「『しきじ』までお願いします」って言ってもいやしきじのどこだよとか言われて会話がかみ合いません。ちゃんと「『サウナしきじ』までお願いします」と言いましょう。
館内には著名人のサインが多数あります。
同様に、館内にはプロサウナー(プロサウナーとはどこの誰を指すのか?分かりません)が選ぶサウナランキングが張ってあり、しきじはここでも堂々の第一位です。
ちなみに第二位は僕が以前北海道旅行の際にサウナからの雪ダイブを満喫した白銀荘でした↓
図らずも一位と二位を制覇してしまった。誰が言ってるランキングなのか全然分からんけど…
で、この後実際にサウナと水風呂を思う存分体感したんですが、主に感じたことは以下の通りです。
①サウナが2種類あるんだけどどっちも他の施設と比べて死ぬほどアツいのですぐ水風呂に行けて嬉しい
②水風呂が地下水なせいか肌触りが優しくて無限に入ってられる(気がする)
③水風呂に備え付けられた滝の音が浴室全体に響いてるので、休憩中はこの音だけに集中することで比較的容易にトランス状態に入れる
④浴室全体に薬草サウナの強烈なにおいが漂ってて、本当にインド料理屋みたいだった
④は完全に蛇足ですが、まぁこんな感じです。
サウナはフィンランドサウナと薬草サウナの2種類があり、特に薬草サウナの方は温度自体はそこまで高くないものの猛烈な湿度と相まって、生まれて初めて「空気」に触れてるだけで火傷するんじゃないかと思うくらい体感温度が凄まじかったです。
たぶん赤ちゃんを連れ込んだら30秒だと思うので、しきじの薬草サウナに赤ちゃんを連れ込むのは絶対にやめましょう。
というどうでもいい話はさておき、特筆すべきはやはり水風呂で、
↑こんな感じで(わかりにくいけど)水風呂の奥に滝が備え付けられており、死ぬほど熱いサウナから出たその足でこの滝を浴びると本当に声が漏れて意識がトブくらい気持ちいいです。水自体も優しくて、本当にめちゃくちゃ整います。
ちなみに水風呂に入る前のかけ湯はできるだけサウナの温度を逃がさないような熱いお湯でやった方がいいです。その方が滝を浴びたときの温度差で意識がトびやすくなるので。
僕はサウナ(7-8分)→水風呂(滝行からの1-2分)→椅子休憩(10分)を5セットかまし、結果として2時間弱の入浴でベホマをかけられたような感覚になり、全回復しました。マジで。
サウナと水風呂で整いまくった後は2階にある休憩室で休みます。
この写真を見てもらえれば分かりますが、休憩室は完全におっさんがゆっくり休むための昭和で時が止まった空間です。おしゃれさは皆無。
サウナ後のビールは完全無欠にうまい。
しきじは食事メニューが充実しているので、このように丼ものも発注できます。
これは白モツのガーリック丼です。うまいし、くっそボリューミー。
そんな感じで飲み食いしてたら消灯時刻である24時になったので、整った身体で安らかに眠りました。
そして翌朝も起き抜けにサウナと水風呂を3セットキメて、超絶整った後新幹線で東京に帰りました。
水風呂が本当に最高すぎたので、時間が許せば半年に一回くらい通いたいなと思った。
さようなら。